標準と超広角レンズで撮る桜
PENTAX 645D
smc PENTAX-D FA645 55mmF2.8AL[IF] SDM AW
SIGMA fp
SIGMA 20mm F2 DG DN | Contemporary
PENTAX645Dはいわゆる中判デジタルカメラなので、レンズは換算43.5mm。
SIGMAは20mmの超広角レンズ。
全くタイプの違うカメラかつぜんぜん違う画角のレンズで桜を撮り比べ。
PENTAX645DはCCDセンサー搭載中判デジタルカメラ、相性は小熊ちゃん。
鈍器と言っても過言ではない重量ながら、超絶カリカリ描写が特筆。
JPEG撮って出しでこの質量ある写真ですから、重いのもへっちゃら!
たまにぶん投げたくなるくらい腹が立つ重さですが、へっちゃらなのです。
かわって手のひらサイズのフルサイズ、SIGMA fp。
今回はSIGMAの20mmという超広角レンズで撮影。
桜はなんだかんだ写真の多様性を生みにくい被写体なので、思い切ったレンズ運用。
20mmはなかなかなれない画角なので、慣れ親しんだレンズと一緒に使うと面白いのである。
カメラもデカけりゃデータサイズもデカい。
再生ボタンを押しても写真が見れるのに10秒は待つ。
爆裂シャッター音。
そして過剰なシャープさ。
撮るものをかなり選ぶカメラですが、ハマればすごいのです。
桜が蠢いてそうな描写。
20mmともなると、「まっすぐ」撮ることがなかなか難しい。
実際に見ている景色とずいぶん違う写真になるからね。
しかも、寄ったり引いたりすることで写真が全く変わってくる。
たま〜に使うと面白い。たまにだけどね。
桜は撮らざるを得ない衝動に駆られる時間的制約のある被写体。
故に遊ぶ、そんなたのしい春のひととき。
おも〜いカメラと手のひらサイズのカメラで花見客の間を行ったり来たり。
また桜の季節がやってきて、そして散っていく。
サポートいただきましたら、すべてフィルム購入と現像代に使わせていただきます。POTRA高いよね・・・