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人の可能性を広げるデザインの力、点字ブロックの日(エシカル100考、86/100)

3月18日は点字ブロックの日だったそうです。

点字ブロック(視覚障害者誘導用ブロック)ってどこでも見る当たり前の物だけど、発明されたのは1967年、広まったのは70年代に入ってからなんですね。

地方に住む一人の発明家が思いついて、はじめは自力・自腹で頑張ってどんどん公共インフラ化を企てて成功して、いまや世界中にある(といっても、日本ほどどこにでもある状態にはなっていないらしいけど)というのは、すごいドリームだな、、と思います。

発明した三宅精一さんは最初に点字ブロックを敷設してからたった15年後の1982年に亡くなったそうだけど、残されたご家族など含めてむちゃむちゃ儲かっていてほしいな。こういう津々浦々にいきわたる物を発明した人がしっかりお金持ちにもなるってことは、大事じゃないかと思う。

点字ブロックは、デザインの力で社会や人々の可能性を広げた物といえるはず。

デザインの力で人の可能性を広げる、障害者という言葉をなくすというと、ヘラルボニーさんを思い出す。

いつの時代も、その時代らしい雰囲気をまといながら、こういうチャレンジをしてくれる人がいる。そう思うととても前向きな気持ちになれます。

いつもは何も気にせず踏みつけている点字ブロックだけど、今日はひとしおにありがたかったのでした。

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