池田テツヒロ(池田鉄洋)

ドラマや映画や芝居の脚本や演出をさせていただいております。主な執筆作品は、ドラマ『ひま…

池田テツヒロ(池田鉄洋)

ドラマや映画や芝居の脚本や演出をさせていただいております。主な執筆作品は、ドラマ『ひまわりっ〜宮崎レジェンド〜』『ミューブ♪』『どんぶり委員長』『珈琲もう一杯いかがでしょう』映画『行け! 男子高校演劇部』舞台『バブー・オブ・ザ・ベイビー』『パタリロ!』『夫婦漫才』

マガジン

  • イケホン!(池田テツヒロの本業!)

    脚本・演出家、池田テツヒロとしての作品をこちらに掲載させていただいております。過去作品がメインですが、そのうち新作もこちらに掲載させていただく腹づもりです。

  • アラフィフ育児 〜50代育児あるある〜

    池田テツヒロ50歳、ふたりのおてんばムスメを、どうにかこうにか、育てています。だっこもおんぶも絵本の読み聞かせも、なんだかちょっと難易度高め。 そんな50代の育児の悩みを、拙いイラストとともに書きました。 彼女たちが成人する頃には70手前。ああ……恐ろしい!

  • ショートストーリー集『ミックスサンドイッチ』より

    池田テツヒロが書きましたショートストーリー集『ミックスサンドイッチ』が電子書籍になりました。それを記念いたしまして、厳選した三本のショートストーリーを、徳間書店様のご厚意により、こちらに転載させていただきました。お気に召しましたら、全編読める電子書籍版を、是非お買い求めくださいませ。(つまりこちらはスーパーの試食コーナーみたいなものでございます)

  • イケテツのエッセイ略してイケテッセイ!

    脚本家、演出家の池田テツヒロが、日常の些細な些細な思いつきを断捨離するがごとくに書き綴る場所です。 好きなものや許せないもの、自虐も自画自賛も、とにかくここに投げ入れてしまいます。それがいつかなにものかになればいいなあって思ってます。ほら、ゴミを集めて固めて現代アートだって呼んじゃうアレみたいに。 寝る前とか、トイレの中とか、いかがですかね?

  • 演劇の時間

    脚本家になりたくて叩いた劇団の門は、魑魅魍魎奇々怪々な変人連中が集う場所であった。怖いもの見たさで読んでみませんか?

ウィジェット

最近の記事

  • 固定された記事

池田テツヒロって誰だよ! と 自分が一番戸惑っている現実に 白黒つけるべく この場をお借りして まずはご挨拶がわりの投稿です

はじめまして。 池田テツヒロと申します。脚本家、演出家などをしております。 それがひとつの名前。 そして私にはもうひとつ、池田鉄洋という名前がございます。 俳優としてこの名前で25年以上活動しております。イケテツなんて愛称で呼ばれる事もございます。 にぎやかし、敵役、イヤミなヤツなどなど、細かい仕事をしております。バイプレイヤーなんて言われたりもしますが、そんなカッコいいもんではございません。単なる脇役俳優。主役を演じたことは今までございません。(舞台で一回ぐらいあったか

    • 戯曲『枯山水』

      この戯曲(脚本)は、2016年に、劇団、味わい堂々 隠し味公演(番外公演)用に書き下ろしたものです。味わい堂々は女性三人で構成された劇団です。とんでもなく面白い女優たちなので、私はすぐにこの劇団のファンになりました。そして私の熱望により、番外公演の脚本・演出を担当させていただく事となったのです。出演者は五人+ゲストひとり。ゲストの長台詞は、黒子衣装の舞台監督にカンペを持っていただき、それを読むという、面白ければなんでもアリな演出でした。今回、味わい堂々の皆様の許可をいただき、

      • アラフィフ育児 ケース9−2 「うまく喋れない」 〜幼児の言葉に翻訳する過程で頭が追いつかず、あうあうしか言えない悲しい現実〜

        前回の投稿から↓ かなり日が経ってしまいました。申し訳ございません。 今回はこちらの続きでございます。 ケース9−1を要約しますと、吃音で悩んでいた私が、俳優業を続けることで、どうにかこうにか、だいぶ喋れるようになってきた……と、そんな内容でございます。 そうなんです。 舞台上でも噛んだり滑ったりすることが、かなり減りました。 それは鍛えられたメンタルと、私が編み出した『噛まないテクニック』の成果でして、舞台上で「シャシャシャシャシャー!」と滑りまくっていた私の舌も、今で

        • ショートストーリー集『ミックスサンドイッチ』より『喜寿の戦い』

          この度、私が書きました短編小説集『ミックスサンドイッチ』が電子書籍となって復活いたしました。 せっかく書いた小説だもの、できれば多くの方に読んでいただきたい。 でも、その為には、どうしたらいいのだろう……と途方に暮れる私に、徳間書店の元担当編集者、大久保さんが助け船を出してくださいました。 「noteに何編か載せるのはいかがでしょう」と。 という訳で『ミックスサンドイッチ』の中から、厳選した三編をnoteにて公開させていただくことにしたのです。 『喜寿の闘い』  今

        • 固定された記事

        池田テツヒロって誰だよ! と 自分が一番戸惑っている現実に 白黒つけるべく この場をお借りして まずはご挨拶がわりの投稿です

        マガジン

        • イケホン!(池田テツヒロの本業!)
          4本
        • アラフィフ育児 〜50代育児あるある〜
          13本
        • ショートストーリー集『ミックスサンドイッチ』より
          3本
        • イケテツのエッセイ略してイケテッセイ!
          6本
        • 演劇の時間
          4本

        記事

          ショートストーリー集『ミックスサンドイッチ』

          この度、私が書きましたショートストーリー集『ミックスサンドイッチ』が電子書籍となって復活いたしました。徳間書店さん、ありがとうございます! 当時は1500円(税抜き)もしたんですけどね、なんと電子書籍版は770円(税込み)です。うん、お安い! 30編もの短編小説が収録されておりますので、ひと短編が約25円で読めちゃう計算です。うん、格安!  小説を安さでアピールするのは、我ながらどうかと思います。 ですが、どうアピールしたらいいのか、分からないんです。帯に書いてあるように

          ショートストーリー集『ミックスサンドイッチ』

          ショートストーリー集『ミックスサンドイッチ』より『賭け詩師(ポエムし)伝』

          この度、私が書きました短編小説集『ミックスサンドイッチ』が電子書籍となって復活いたしました。 せっかく書いた小説だもの、できれば多くの方に読んでいただきたい。 でも、その為には、どうしたらいいのだろう……と途方に暮れる私に、徳間書店の元担当編集者、大久保さんが助け船を出してくださいました。 「noteに何編か載せるのはいかがでしょう?」と。 という訳で『ミックスサンドイッチ』の中から、厳選した三編をnoteにて公開させていただくことにしたのです。 『賭け詩師伝』  歌

          ショートストーリー集『ミックスサンドイッチ』より『賭け詩師(ポエムし)伝』

          アラフィフ育児 ケース9−1 「うまく喋れない」 〜幼児の言葉に翻訳する過程で頭が追いつかず、あうあうしか言えない悲しい現実〜

          45歳で第一子を授かった。47歳で第二子が誕生した。 そして今、池田テツヒロ、50歳。 目がかすみ、耳が遠くなり、人の名前がすぐに出なくなり、夜中にトイレに起きるし、お酒を飲むと疲れる始末……。 上のムスメは6歳になり。下の娘はまもなく4歳。 ムスメが成長すると、私が老いる。当然も当然の話なのだけど、ああ、もう少し体力が欲しい、俊敏な筋肉が欲しい、よく回る頭が欲しい。 たかいたかいは五十肩で満足にできないし、ジャングルジムへは身体が硬くて入れないし、ゲームの文字は小さくて読め

          アラフィフ育児 ケース9−1 「うまく喋れない」 〜幼児の言葉に翻訳する過程で頭が追いつかず、あうあうしか言えない悲しい現実〜

          ファンレター 捨てられない言葉の数々

          断捨離。 頑張った。だいぶ捨てた。かなり。思いきって。 大量の子ども時代の写真。母が亡くなった時に引き取った彼女の卒業アルバム、ビートルズやサラヴォーンのレコード。バイトのシフトが書かれた二十代の頃の手帳たち。読み返しても、なんにも使えるものが書かれていないアイデアノート。愛用していたベルボトムパンツ。前にも書いたけど、父親から「託す」と送られてきた8ミリフィルム。 かなり思い切って捨ててきた。だけど、物が増えるスピードの方が早くて、モノ対人類(私)の戦いは残念ながら、人

          ファンレター 捨てられない言葉の数々

          アラフィフ育児番外編 重宝品001

          どうも池田テツヒロです。 五十代での育児のしんどさをエッセイにしたりしています。 育児をしていてつくづく思うのは、口コミって超ありがたいって事なんです。 どこそこの公園は木陰があって熱中症予防になるわよ。 とか このマスクは息がしやすいから子ども達でも楽よ。 とか あのカフェでワークショップやるらしいわよ! とか ほんとに口コミ、超大事。 特にこのコロナ禍では、ちっちゃなイベント系の情報が、本当にありがたかった。 だって緊急事態宣言ですよ。県をまたいじゃいけない夏休み

          アラフィフ育児番外編 重宝品001

          アラフィフ育児 ケース8「なかなか『いただきます』できない」 〜躾のブーメランが自分に刺さりまくって、説得力のある大人になれない話〜

          説得力って、小さな行動の積み重ねですよね。 先日の夕食どきの話。 その日は、珍しく私が料理をした。 メニューは、手羽先と新玉ねぎの梅酢煮。 厨房に立った私は、ドラマ『深夜食堂』に出演させていただいた際、フードコーディネーターとして現場にいらっしゃった飯島奈美さんからお土産としていただいたレシピ本を手に、料理を始めた。 老眼の目を細めに細めて眺め、「ううーむ字が小さくて読めない」とフリーズし、「ああいかん」と鍋の火を止めたりつけたりして、「ああ! ここ! 読み飛ばしてた!

          アラフィフ育児 ケース8「なかなか『いただきます』できない」 〜躾のブーメランが自分に刺さりまくって、説得力のある大人になれない話〜

          アラフィフ育児 ケース7「話せない」 〜リモート会議の邪魔をする天才たちを前に完敗した話〜

          このご時世、私なんぞでも、リモート会議をする機会が増えた。 子育てしながらのリモート会議の大変さは、言わずもがな。 まあー、ホント、大変。ハプニングの連続。 そもそも場所がない。狭い我が家に書斎なんてない。 リビングに面した、納戸に毛が生えたような狭い空間が、私の部屋なのだ。リビングで騒ぐムスメたちの声が、合板を二枚合わせたような引き戸だけでは防ぎきれるわけがない。 なので、脱衣所でやったりする。 洗濯機の上にパソコン置くと高さがちょうどいいのだが、冷房がないから夏場

          アラフィフ育児 ケース7「話せない」 〜リモート会議の邪魔をする天才たちを前に完敗した話〜

          こちょこちょする奴隷

          こちょこちょする奴隷

          アラフィフ育児 ケース6「思い出せない」 〜許容量を超えたマルチタスクを前にただ呆然とするしかない話〜

          「ぼくは今、なにをしようとしていたんでしたっけ?」 部屋から廊下まで進み出てふと立ち止まり、 手に持ったものを見つめて途方に暮れることがある。 手の中にあるものを、ひとつずつ確認してみる。  プラスドライバー  充電式の単四電池  小さなおもちゃの下半身  DMやらの郵便物 プラスドライバーは、喋るうさぎのぬいぐるみの電池交換で使い、単四電池二本は、そのときに交換したものだ。 その喋るうさぎのぬいぐるみは、上のムスメがそれほどハマらなかったにも関わらず、下のムスメは

          アラフィフ育児 ケース6「思い出せない」 〜許容量を超えたマルチタスクを前にただ呆然とするしかない話〜

          アラフィフ育児 ケース5「捨てられない」 〜育児と断捨離は、受験生にとっての勉強と恋愛と同じぐらい両立できないものなのだと痛感した話〜

          引越した。 五十を超えての引っ越しって、命削られます。 もうヘトヘト。いや、ヘットヘトヘトなの、私。 引っ越し理由は手狭になったから。 前の家に越した当時は「なんて広いんだぁ!」と喜んでいたマンションの部屋も、下の娘が大きくなって、ぐいぐいと手狭になっていった。 まだ三歳児なのに、なんでこんなにスペースがいるの!? 俺なんて三十代後半まで四畳半に住んでいたのよ!? 『医龍』の2まで住んでいたのよ!? 食う、寝る、遊ぶ、仕事する、すべてがその『四畳半ユニバース』で間に合っ

          アラフィフ育児 ケース5「捨てられない」 〜育児と断捨離は、受験生にとっての勉強と恋愛と同じぐらい両立できないものなのだと痛感した話〜

          アラフィフ育児 ケース4「聞き取れない」 〜ただでさえ難解なムスメの言葉を、ノイズが激しい耳でなんとか聞き取ろうとするも挫折した話〜

          45歳で第一子を授かった。47歳で第二子が誕生した。 そして今、池田テツヒロ、50歳。 目がかすみ、耳が遠くなり、人の名前がすぐに出なくなり、夜中にトイレに起きるし、お酒を飲むと疲れる始末。 上のムスメは5歳。下の娘は3歳。 ムスメが成長すると私が老いる。当然も当然の話。だけどああ、お願いだから、父をもっと労って、ムスメ達よ! 耳鳴りがひどいのである。 カーテンの隙間から射し込む光で眼を醒ます。 かすかに風が木々を揺する音がした。 寝たままに身体を捻り、窓をかすかに開く。

          アラフィフ育児 ケース4「聞き取れない」 〜ただでさえ難解なムスメの言葉を、ノイズが激しい耳でなんとか聞き取ろうとするも挫折した話〜

          アラフィフ育児 ケース3「一緒に寝てくれない」 〜寝るまで居てくれと言うくせにだけどここでは寝ないでくれというムスメの理不尽な言葉にショックを受けるもいびきはなくならない切ない話〜

          45歳で第一子を授かった。47歳で第二子が誕生した。 そして今、池田テツヒロ、50歳。 目がかすみ、耳が遠くなり、人の名前がすぐに出なくなり、夜中にトイレに起きるし、お酒を飲むと疲れる始末。 上のムスメは5歳。下の娘は3歳。 ムスメが成長すると私が老いる。当然も当然の話。だけどああ、お願いだから、父をもっと労って、ムスメ達よ! いびきをかくようになってしまった。 きっと太りだしてからだ。 太りの原因はまあ、暴飲暴食運動不足なのだが、引き金は、ドラマ『医龍4』出演に向けて、

          アラフィフ育児 ケース3「一緒に寝てくれない」 〜寝るまで居てくれと言うくせにだけどここでは寝ないでくれというムスメの理不尽な言葉にショックを受けるもいびきはなくならない切ない話〜