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仕事のコツ「キャリコンサロン編集部」#59

キャリコンサロン編集部マガジン、今回のテーマは「仕事のコツ」。
うーむ。仕事のコツねえ・・・。

30年以上、昔、働き始めた職場で先輩に言われたことを、今でも鮮明に覚えています。

「いいか、この会社では声が大きいもんが勝つんや」

当時は、はあ、としか言いようがなかったんですが、そこからの歩みを考えると、この言葉はあながち、ウソではなかったな、と思います。「自分の意見をもつ、そしてそれを伝える」ということですね。(もちろん、ぐっと噛みしめた言葉もありますし、押さえきれずに発した言葉も数々ありますが)

次は「誰よりも速く電話に出る」ですかね。当時はもちろん固定電話のみ。個人携帯、メール、ハングアウトなど無い時代の話です。「電話は3コール内で出ろ、そして「お待たせしました。●●社の△△が承ります」みたいな。
今では異論山積だと思いますが、これも会社に入ったばかりの頃、競うようにやってました。何が良かったというと、取引先や仕事の流れが見えてくる、ということですね。お客さんから、どういう問い合わせが多いか、協力会社に「何を伝えておかねばならないか」などですね。新人として部署としての仕事の流れのようなものが見えくるといった感じでしょうか。(何度も言いますが、今では、異論反論多いと思います)

最後は「調整力」ですかね。なぜか、そういう役割が多かったです。違う部署、外部の会社などなど、様々なステークホルダーの「それぞれの言い分」をどう裁いて、業務を廻していくか、自身の会社生活の大半は、これだったのかも知れません。ただこれがスキルなのか、どうか。実は、長年悩んできました。
ただ、組織を離れて改めて、言えるのは、組織(集団)において活動を維持するためには、この調整ができる、というのはかなり重要なのではないかと思います。そして必ずしも、リーダーが持ち合わせているものでもない、ということ。(その場合は代わりに誰かがやる)

つらつらと、会社生活を思い出しながら書いてみました。

はい、今回はこのへんで。ありがとうございました。

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