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会議で役立つ!『援護射撃』する方法

こんばんは。テトリーです。
今日私は7時間半の定時勤務中、7時間が会議という酷いスケジュールをこなしてきました。私のチームでは基本的にチームメンバーに会議中の資料説明を任せることが多いのですが、利害の合わない部署と話をすると反対意見に押し切られそうになる事が結構あります。そんな時に私がよく使う援護射撃の方法を今日はご紹介したいと思います。

一度賛同してから反撃する

相手から反対意見が出た時、私の場合は助け舟を出すとしても一旦は貴重な意見として相手の話を受け止めます。そしてそれを踏まえた上で反論します。例えば、

『このスケジュールで不具合分析を進めたい』
『お客様は待ってくれないからもっと早くしろ』

ときたら、

『お客様の温度感の高さはこちらも十分に配慮できていませんでした、すみません』

と言いつつも

『ただスピード優先で質の低い分析報告をするのはそれこそ信頼を落しかねないので、やはりある程度時間は頂きたいです』

みたいな感じで返します。

『お客様の信頼』がキーワードになってるのなら、それをそのまま理由にして反論するイメージです。最初に相手の主張を受け入れていることと、相手の主張の根拠を使って反論していること。この2つの効果により、相手は言い返し辛くなり、結果として自分の主張が通るというような流れです。

争点になる傾向にあるもの

とはいえ、なかなか上手く切り返しが思い浮かばないケースもあると思います。ここは実践で経験を積むしかないのですが、個人的には争点になる傾向にあるものは結構パターンが限られていて、これを押さえてしまえば明日からでも使えるんじゃないかなと思っていたりもします。

例えば、お客様対応における品質・コスト・納期はそれぞれトレードオフの関係にあり、どの企業でも争点になりやすいのではないでしょうか。通称QCDというやつですね。

品質vs納期で品質を優先させたかったら先程の例がそっくり使えますし、逆に納期を優先させたかったら、

『お客様に早く不具合のレポートを出したい』
『スピード優先だと分析の質が落ちるからダメだ』

『品質が大切だという点、全くその通りだと思います』
『ただお客様との信頼関を維持するにはすぐに対応することも大切ですので、まずは一次報告だけでもお願いできませんか』

みたいになるかなと思います。

高圧的・感情的に接してしまうとお互いにぶつかり合ってしまい、結果として何もメリットを生み出さないことが多いので、このように論理的に話をする事をオススメします。

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