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『ヴィヒタ』はサステナブルなサウナグッズって知っていましたか?

こんにちは
弟子屈スタイルのSATOです。
 
今回の投稿は、ヴィヒタについてです。
昨今のサウナブームで、ヴィヒタをご存じの方、
割といらっしゃるのではないでしょうか。
そのブームに乗りきれていない私は、弟子屈を訪問するまでは、
全く知りませんでした

そもそも『ヴィヒタ』とは

白樺の若い枝葉を束ねたもので、サウナ室やバスル―ムで使うものです。
サウナの本場フィンランドでは、サウナ やお風呂の中で全身を叩いて
マッサー ジ(ウィスキング)するため、日常的 に使われています。
その 歴史は、2000年前から習慣化されているとか。
ウィスキングには血行促進効果があると言われているようです。
また、サウナ室やバスルームの中に、ヴィヒタを飾ったり、置いたり
するだけで、森の中のような 香りが広がるので、手軽に森林浴ができるのも魅力です。
心身共にリラックスできて良いですよね。

白樺の若葉を束ねてヴィヒタに

『ヴィヒタ』はサステナブルなサウナグッズ 

白樺は北海道のいたるところにあり、まさに宝庫です。
もちろん、弟子屈にもたくさんあります。
白樺の連なった道路風景や湖畔、幻想的できれいですよね。
ですが、実は森林維持の間伐や道路整備のために伐採したり、
道路などへの倒木は定期的に回収されるそうです。
そして、伐採や回収された白樺は、そのまま廃棄されていました。
何もしないで廃棄するって、自然の恵みを無駄にしているみたいで
「もったいない」ですよね。それに、廃棄するにもCO2は排出されるので、
それなりに環境へ影響があります。
そこで、伐採や回収された不要な白樺を採集し、ヴィヒタにリサイクルするということが注目されました。
まさに、ヴィヒタは資源循環活用というサステナブルなサウナグッズなのです。

不要になった白樺から若葉を採集

ヴィヒタ作りはとても簡単で、地球環境の貢献にも

ヴィヒタの作り方はとても簡単です。
6月から9月にかけて不要になった白樺の若葉を採集したら、
紐などで束ねて完成です。
本当に、誰にでも簡単に作ることができます。
しかも作ることで、環境の貢献にもつながるヴィヒタ作り。
ちょっと環境に良いことしたいなと思っている方には
おすすめのです。

長さを揃えながら束ねます

弟子屈の一つの名産品に

自然が豊かな弟子屈町は、
日本最大にカルデラ湖である屈斜路湖があります。
屈斜路湖畔には、白樺林がずっと連なっています。
屈斜路湖の透き通った本当にきれいにな水を吸い上げて育った白樺は、
香り高く、柔らかい葉が特長です。
その白樺の倒木から枝を集めたヴィヒタは、
至福のサウナ時間を過ごしていただけると思います。 

弟子屈では乾燥ヴィヒタを生産しています

そして今年も、6月から9月にかけてヴィヒタを生産します。
しかも今年はさらにプロジェクト化で!
私も参加して、ヴィヒタを一緒に作ってみたいと思っています。
また、プロジェクトが始まったらこのNOTEでご案内しますので、
ご期待ください!