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【時間・空間・五感で楽しめる】 京都の映像屋からみた長崎の魅力

こんにちは。京都の映像屋です。
これまで主に映像にまつわる記事を数本書いて来ましたが、あまり映像ばかりになるのもアレ(?)なので、

今回は少し趣向を変え自分が今ドキュメンタリーを制作している場でもある、長崎県の魅力をnoteで発信したいと思います。

長崎の魅力を語る前に……私はその名の通り京都在住の映像屋です

私はその名の通り京都市に拠点を置いている映像屋です。2018年ごろから映像制作を本格的に始め今年で6年目です。右も左も分からなかったですが、時に笑えない失敗を重ね続けた結果、今ではBBCやYahoo!やNHKと言った名だたるクライアントの映像コンテンツに携わるようになりました。
(↓ポートフォリオみてくださいね)

noteを始めた理由は、制作に悩む同業者の方や、新しく映像を始めたい方/始めたばっかりの方に知識を共有できれば、と考えています。

ですが!今回は自分の好きな長崎県の魅力について綴りたいと思います。映像に携わる方も、そうで無い方もどちらでも楽しめるように頑張って書きたいと思います。

はじまりはじまり〜。

長崎が好きになったきっかけ

自分は先述の通り映像の仕事をしていて、常に自分の琴線に触れるストーリーを探しています。時には図書館へ赴き、時には飲みに繰り出したり、時にはネットをパトロールし、時にはGoogleマップを見すぎて軽い旅に出た気分になったり、あらゆる方法で企画の種をいつも探しています。

そんな中、歴史や文化から企画へアプローチすることもしばしば。(歴史と素晴らしい文化のある国に生まれて良かった!)

各都道府県それぞれに歴史や風習がある中、ここにしか無い独自の歴史と言っても良い場所がある。

そう、それは長崎。

後述しますが、長崎は時間軸・空間軸において、そして五感を使ってその地のストーリーを体験できる場所だと思います。


好きな理由1:オリジナリティ溢れすぎる歴史

好きな理由の一つはここにしかない、独自の歴史があるからです。そしてここから何かしら良いストーリーに出会えるのでないか、と今も期待しつつ長崎通いを続けています。

有名な話ですが、長崎は日本がかつて西欧とコンタクトし始めた際の歴史を今も肌で感じることができるのです。

これらは主にキリスト教の関連遺産でも垣間見ることができ、自分はキリシタン史から興味を持ち”かくれキリシタン”の映像を作ったことがあります。

これを制作したのは2021年のことで、この時に訪れて以来この長崎という地に魅力を感じ続けています。

良ければその際の映像見てください⇩

(補足ですが、多くのかくれキリシタンの出来事は「キリスト教目線」で描かれることが多いと感じています。そんな中、日本的な目線でこの物事を見たい、と考え、そういう視点を盛り込めないか、と思って作ったのが上の映像です。補足でした)

そしてこのキリシタン史は当事者の方々にとって激動の歴史であり、数々の迫害を受け、そして原爆の爆心地もキリスト教との方々が多く住む場所だった、と今日に至るまで多くの理不尽な暴力が語り継がれることとなりました。

世界との交わりという大きな役割を長崎はかつて担ったのですが、同時に数々の負の歴史も残ってしまうこととなっています。


と、ネガティブなことに目が行きがちですが、そうは言ってもやはり歴史的な価値のある遺産、ストーリーが残っているので歴史好きにはたまらん場所です。

好きな理由2:古き良き街の景観が"自然と"残ってる

昔より他の国との関わりの窓口となってきた長崎。

坂の街。ぜーぜー言いながら坂を登った

これら、街の建物や景観は過去から続く時間を意識させてくれ、自分たちも歴史の一部を生きていることを実感させてくれます。

これは確か交番
古い街並みが今も残っている

残念ながら、長崎市の地元の方々に聞くとこういった建物が次々と行政によって解体されていっているようです。自分は長崎市民ではありませんが、長崎ファンとしてどうかこう言った歴史的価値のあるものを残して欲しいなと思います。

好きな理由3:どこにいても綺麗な海がすぐそば

海洋県長崎。盆地で生まれ育った自分からすると海とは憧れのもの。

リゾート感の少ない綺麗な海がすぐそこ

個人的にはリゾート地感が無いのもオススメです。(笑)
今撮影しているドキュメンタリーも海が関係しているのですが、毎回長崎の海に行くたびに、その美しさに思わずため息がでます。

先述のかくれキリシタンdocを制作した際もその土地の海(外海地区)の美しさに超感動。用が無くても車を借りていったこともあります。笑

海の良さを語りましたが、南には雲仙岳のように高〜い山もあります。
こちらは今後開拓したいと考えています!

好きな理由4:リッチな食文化!


長崎といえば、、リッチな食文化。ここでしか食べられない食文化も!

ちゃんぽん、トルコライス、おじや(←知ってました?)、鯨、そして圧倒的な中華料理界隈。

サービス性あふれる県民性なのか、食事のボリュームはなんか結構多い所が多い気がします。笑 なので、腹ペコで食事に行くことをおすすめします、、。

好きな理由を纏めると…


ここまで好きな理由を綴ってきました。これらを考えると長崎は全て時間軸・空間軸においても、そして五感を使ってその地のストーリーを体験できる唯一の場所なんじゃないかと思います。

さらにさらに、自分の仕事に当てはめると、これらは全て映像としての切り口に出来るというのもあります。

何があっても1日の終わりには映像ディレクターのわたくし。何かしらを映像コンテンツとして、そしてドキュメンタリーの企画として立てられないかと考え日々を過ごしています。

長崎はそんな自分の映像制作に対する欲を満たす鍵になる場所じゃ無いかな、と思っています。

二拠点生活などという最高なことが出来る日がくれば前向きに考えたいところです!

魅力たっぷりの長崎県 ぜひ皆さん行ってみて!

つらつら書いて来ましたが、そんな魅力たっぷりの長崎県。ぜひ訪れてください!

我がホーム関西からだと、関空や神戸空港からLCCも出ているので、思ったより安くいけますよ。時期にもよりますが、安かったら空港間往復¥14,000で行ける時もあります。(神戸空港〜長崎空港)


12月に長崎の海洋ゴミをテーマにしたドキュメンタリーが公開予定です


こちらのドキュメンタリーが12月に公開予定です!良ければまたみてくださいね〜


今回はそこまで映像に関係無いことでしたが、今後もゆる〜く更新予定です。

次回は映像のtipsが書けるよう、しこんでおきます!



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