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「無意識」を意識して「気づく」マインドフルネス


はぁー風が気持ちいい!


旅先に出るとこんな会話がちょこちょこ聞こえてくるのに、日常生活ではあまりそのようなことを聴かないのは何故でしょう?


旅先ではリフレッシュしに行くケースも多いでしょうから、そのような自然の何かに意識を向けやすくなっているのかもしれません。それは、自分自身の過去の経験と情報から、結果として無意識を「意識」しているともいえます。


ここでもしよかったら意識してみていただけたらと思うのですが、


今この瞬間、風を感じてみることはできるでしょうか。それは、どんな温度で身体のどの部分で感じるでしょうか。


無風であれば感じないかもしれませんが、外にいたら、もしくはエアコンや扇風機があるところであれば、人が近くで動いていたら、窓が開いていたら、意識を向けると感じることができたのではないでしょうか。


人は受け取る情報の約1000分の1しか認識できてないといわれています。つまり、入ってきている情報を取捨選択していることになります。例えば、この文章を読んでいる時に着ている洋服が首元にあたっている感覚を感じていないように。


マインドフルネスでは、呼吸や自分自身の身体的感覚や感情など、普段「無意識」で発生し続けているものに「意識を集中」させていきます。そのプロセス自体にも様々な効果があるといわれていますが、無意識を意識することでこれまで気づかなかったことに「気づく」ことができます。それは必ずしも瞑想だけではなく、日常生活でも同じことが言えますし、マインドフルネス=瞑想ではありません。


例えば、誰かの話を聴いている時。相手が何を伝えようとしているのか、言葉だけでなく表情や声色、トーン、ペースや雰囲気など、「自分が次になんと答えるか」「なんでこの人はこんなことを言うんだろう」などといった自分の思考にフォーカスしながら訊くのではなく、評価判断を手放し、相手にフォーカスしてありのままに聴く。これをマインドフル・リスニングと言ったりします。


無意識を意識する。意識することで気づきが増え、物事に対して広がりや深みが増しますね。限られた注意のベクトルをどこに向けて意識するのか?どんなことを広げ、深みを持たせてどんな自分を育んでいきたいのか?大切にしていきたいですね(^^



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