自分のことを「後回し」にした結果

「なかなかね、忙しくてね…わかってるんだけど…」

突然ですが、最近いつ休みましたか？自分を後回しにしてませんか？心優しく、誰かのためにという想いや行動力がある方ほど、自分自身のことをついつい後回しにしてしまい、

「あぁ…なんだか疲れが抜けないなぁ」
「うーん、何となくいつもの調子が出ない」

こんな風に、ご自身のわずかな不調やパフォーマンスの低下を感じている方もいるのではないでしょうか。あるいは、職場に出勤していた頃は同僚から「大丈夫？」と声をかけてもらい、そこで初めて自分の体調不良に気づき、休息をとることができていた、という方もいるかもしれません。

身体については食べ物に気をつけたり、運動したりと気にかけている方も多いと思いますが、不調が目に見えにくく気づきにくい心を調えることは身体を調えることと同様にとても大切です。

では、どのようにしたら心を調えることができるのでしょうか。

そこで今注目されているのがマインドフルネスです。「今ここに意識を向け、ありのままに感じる」という心の状態を指すマインドフルネス。たとえて言うならば、焚火が燃え続けられるのは、木と木の間を空け空気の通りをよくして木をおくからであるように、

誰かのためにと火をくべたいのであれば、まずは自分自身があたたかい安定した炎を燃やし続けることができるように、そんな日常の中の余白を持つことも大切にしてきたいですね。

明日はちょっとだけ、自分のための時間をもってみませんか？息抜く力は生き抜く力。明日もあなたがあなたでありますように。

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