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断捨離って『セルフコンパッション』なのである



今日は大掃除+断捨離をしました。断捨離って今年何回したんだろう?少なくとも4回はしてるかなぁ。え、そんなに物があるんですか?という感じですよね笑 いやぁ、そうではないんですよね。というわけで今日は、「断捨離ってセルフコンパッションや!」とみんなに伝えたい!思ったのでそのお話を。


年1回開催→年4回開催になった『断捨離大会』


みんなは、年何回くらい断捨離しているんだろう?今は年4回くらいしている断捨離だけど、前まではこんな頻繁にしていませんでした。年に1度まとめてドン!という感じでしょうか。


今4回している断捨離が、前までなんで1回だったのかというと、

『物を捨てる=自分を否定している』

ように感じていたんですよね。


なんか『捨てる』って…『捨てる』ものを買ったのは自分なわけですよ。あたりまえですが笑 しかも、それなりのお金を払っているという。そのお金だって、お仕事して得たお金なわけで。つまり、『いらないと感じるもの』を選んで買った『自分自身』を否定しているようだなって思っていたんです。(捨てる=リサイクルなのですが…)


否定ってどんな感じかと言うと、「この服は頑張ったご褒美ー♪とか言って買ったやつだ!結局数回かしか着なかったな。この服は確か、いつかのセールで買ったやつ…よく考えずに買っている自分(悲)おい!じぶーーーん!!!泣 全然着てないぞ!!!泣」みたいな。


で、結局、「いや、まてよ?どうかな?着るかもな。まだ着そう!うん!着る!」という感じで、しまっていたわけなんです。ははは。捨ててしまったら自分も否定して終わるんじゃないかってどこかで思って、自分を肯定するためにそぉーっとクローゼットに戻す。


なぜ断捨離大会の回数が増えたのか?


で、なんで私が断捨離をする回数が増えたのかというと、『断捨離はセルフコンパッションだ!』と気づいたからなんですよね。セルフコンパッションを知らない方のために、お伝えしますと、


セルフコンパッションとは「自分への思いやり」という意味で、以下3つから構成されるといわれています。

セルフコンパッションの構成要素
①マインドフルネス 
②自分へのやさしさ 
③共通の人間性の認識
(『セルフ・コンパッション―あるがままの自分を受け入れる』クリスティーン・ネフ著より)


それぞれざっくり解説しますと、

①マインドフルネス
 今、ここに意識を向け、ありのままに感じること
②自分へのやさしさ
 なんて自分はダメな奴なんだ泣、と自分を責めずにそんな自分を優しく受け止めること
③共通の人間性の認識
 なんで自分ばっかりこんなミスを泣、ではなく「誰だって失敗するよね、人間だもの」という認識を持つ


これを断捨離の流れにあてはめると

①マインドフルネス 
「今、服に意識を向け、ありのままに感じてみよう。この服ときめくかなぁ?どうかな?ときめかないなぁ」※ときめく=こんまり流
②自分へのやさしさ 
「あー、いつもご褒美♪とかいって買った服って着ないんだよなぁ。こういうパターンよくあるかもなぁ。」※否定しない
③共通の人間性の認識
「これ結構みんなきっとあるあるだよなぁ。」※落ち込まない
     ↓
    手放す(リサイクルへ)


こんな感じです。


『物を捨てる=自分を否定している』の『自分』って『過去の自分』なんですよね。私がマインドフルネスを日々実践したり、トレーナーとしても活動するようになってから、徐々にだけど過去への執着を手放せるようになったなぁという実感があります。それがまさに断捨離の回数が増えた理由なんですよね。



過去でも未来でもなく『今、ここ』を大切にすることで、お部屋も心も軽くなりました。


おまけ:そもそも断捨離ってどういう意味?

このnoteを書いているときに断捨離ってなんだ?ときになり、と調べてみました。

断捨離 
断捨離は、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を、ヨーガの行法である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)を応用し、

断:入ってくるいらない物を断つ。
捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
離:物への執着から離れる。

として不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。ヨーガの行法が元になっている為、単なる片付けとは異なるものとされている。(Wikipediaより抜粋)

あぁ、まさにでございます。



『不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的』


年末、断捨離で『セルフコンパッション』してみませんか??



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