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学術

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学と術に関するマガジンです。占術、霊術、霊学、陰陽道など、学や術、あるいは道に関する理論や概論をご紹介しています。
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#中国

禅のあり方

禅は無言の教えを重視していました。 達磨の教えは優れた弟子たちによって脈々と継承されてい…

劉邦の参謀

紀元前206年から4年間にわたった漢楚決戦において項羽に大敗して敗走した劉邦は、かろうじて洛…

禅の無言の教え

禅とはそもそも何なのでしょうか。 禅はサンスクリット語でディアーナと言いとで禅那とも書き…

杜甫と病

杜甫は飢饉などを目の当たりにした後、成都に移り住みました。 成都では平穏な暮らしをするこ…

杜甫のキャリア

杜甫は命がけで長安を脱出して無事に皇帝の粛宗の元にたどり着くことができました。 この時に…

変わりゆく適切

物事が動いているその法則を知り生まれてきた弱点をつくことが作戦の肝でした 国で言うならば…

脈々と継承する密教

密教は呪術的な要素を得て発展していきました。 インドでは7世紀〜8世紀ごろに密教は一つの頂点に達します。 2つの流れによって体系的に整備されたからです。 その2つの流れが大日経と金剛頂経です。 この流れに集約される純密は大日如来を本尊として即身成仏のための行法を確立し、曼荼羅を生み出したところが特徴です。 この流れはシルクロードや海路を経て中国に伝わりました。 最終的には空海に伝わり、最澄の延暦寺にもたらされます。 密教は神秘主義を柱としています。 そのため弟子への継承

動乱の詩

玄宗、粛宗、代宗の三代を過ごした杜甫は、さまに唐の時代が平和から動乱に移っていった頃でし…

自らの幸せを探して

李白は様々な経験をして、玄宗皇帝に召され、長安にのぼりました。 そのままいけば、このチャ…

諸葛亮と周瑜

諸葛亮は孫権と手を結ぶためにあえて一石投じる様な発言を行い、同盟に成功しました。 赤壁の…

李白の旅

25歳の時、李白は旅に出ます。 しかるべき地位を得て、政治に参画したいという思いもあったか…

陰と陽の混ざり合い

古代の自然哲学をやろうと思うと、必ず出てくるのが陰陽論です。 陰陽マークは皆さまも見たこ…

若き日の李白

李白は中国で最もロマンティックな詩人と言えるでしょう。 反逆精神と英雄気概に満ちた作品を…

暗黒時代の哲学

魏から東晋にかけての時代。 紀元前220年から、420年ほどの600年間は、暗黒政治なんて言われていた時代です。 そんな時代の名士たちの奮闘のエピソードが満載なのが世説新語です。 そんな内容ですから、そんな暗黒時代の名士たちの風貌や当時の政治や社会、文化の縮図というものが記されているわけですね。 当時の書籍としては三国志や晋書もありますが、こちらは格式ばっていますが、世説新語は短文にまとまっていて、当時をカジュアルに表現されているのが特徴です。 こんな本を生み出したのが