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視覚障害で不幸にならない生き方

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目が不自由でも不幸にならないための生き方について書いています。
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#コラム

障害者は「弱者」というラベルを自分ではがさないといけない

障害者が健常者に理解してもらいたいという話をよく耳にします。そのとき、自分たち障害者も健…

自分のハンデを笑いに変えるために考えていること

自分には視覚障害があります。この重たいテーマを笑いに変えられれば、トモダチがたくさんでき…

身体障害者手帳を持つことのデメリットは?

身体障害者手帳を持てば、等級と種類にもよりますが、さまざまな手当やサービスを受けることが…

善意を自由に表現してもいいという風潮を広めていきませんか?

人前で善意を素直に表現することを恥ずかしく感じる人がいます。ワルがかっこいいというか、不…

白杖の課題と未来

視覚障害者の使う白い杖、白杖(はくじょう)は、使っている当事者からすると課題のある道具で…

視覚障害者のこれからのお金の稼ぎ方

健常者と同様、視覚障害者にとっても、どのようにお金を稼ぐかは重要なテーマです。家族が養っ…

目が不自由でも白杖を持ちたくない...その2つの理由とは?

目が不自由な人のうち、全盲の方の割合は1~2割程度です。残りの8~9割の方は弱視と言って、全く見えないわけではないですが、一般の方ほどは見えないという状態です。弱視の方の見え方はさまざまです。視力、視野、色覚が人によって異なります。障害者手帳の等級に該当する人もいれば、該当しないけれども一般の方ほど見えない人もいます。 弱視の方の中には、白杖を使わなくてもなんとか歩けるので白杖を使っていないという人が一定数います。そのような「グレーゾーン」の人は、白杖を使うメリットよりもデ

なぜ声かけサポート運動はうまくいかないのか

近頃、「体の不自由な方にお声がけをしましょう」というアナウンスを駅構内でよく耳にします。…

2030年の視覚障害者を取り巻く環境7つの未来予想

2030年までに、視覚障害者を取り巻く環境はこのようになっているのではないだろうか。当事者の…

自分のどの部分がコンテンツになるのか自分では気づきにくい

noteを毎日書きながら、僕の中から出てくる部分と人から喜ばれる部分の重なるところを探してい…

木村英子議員の国会初諮問を聞いて感じたこと

11月5日、れいわ新選組の木村英子議員が国会で初諮問をしました。僕が一人の視覚障害者として…

「ナレーター」機能で記事が読める

近頃、長い文章を目で読むのが大変です。Windows 10のPCでウェブの記事を読もうとすると、見づ…

他人を見てイラッとしたら自分を変えるチャンス

自分のことって、なかなか自分ではわからないです。自分が他人からどう見えているかとか。他人…

点字ブロックの課題と未来

視覚障害の当事者として、さまざまな場面で点字ブロックに助けられてきました。駅のホーム、エスカレーターやエレベーター、横断歩道など、点字ブロックがあるおかげで助かったり、歩きやすかったりすることは多いです。しかし、点字ブロックにはさまざまな課題があります。 点字ブロックの凹凸が邪魔になることがある 病院内の転じるボックの上を点滴台が通りにくい、車椅子で移動する人が通りにくい、ベビーカーやキャリーケースが通りにくいなど、点字ブロックの上を乗り越えていかなければならないときに邪