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トンナートソース〜ローストビーフにかけて〜

こんにちは。大家輝です。

今日はトンナートソースとローストビーフの作り方についてお話します。

トンナートソースとは、ざっくり言ってしまうとイタリア風ツナマヨソースです。

マヨネーズって美味しいですよね。子供も大人も大好きなひとが多い、人気のアイテムです。今日は、そんなマヨネーズのバリエーションを増やす、簡単で美味しいソースのレシピです。

トンナートソースはローストビーフ、鶏ハムや蒸し鶏、豚ハムなど、さっぱり食べられる冷たいお肉料理との相性が抜群です。あとは、蒸し野菜やサラダとも合います。豚しゃぶサラダとかもイケそうです。(書いてたら、豚しゃぶサラダ食べたくなったんで、今度やってみます。)

とか、いろいろ言っておりますが、今回はローストビーフにトンナートソースをかけています。さっぱりした牛肉の旨味に、濃厚なツナマヨのソースが絶妙に風味を加えてくれて、とても美味しい仕上がりになっています。

ちなみに今回のローストビーフはオーブンを使わずに、ジッパー袋に入れて鍋でつくる調理方法を紹介しています。家にオーブンがなくても、ローストビーフなどは作れますので、興味ある方はそちらもご覧ください。

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▼材料4人分

【トンナートソース】
・ツナ缶 1/2缶
・マヨネーズ 大さじ3
・ケッパー 大さじ1
・アンチョビフィレ 1〜2枚
・レモン果汁 小さじ1
・ブラックペッパー 適量
【ローストビーフ】
・牛モモ肉(ブロック) 400g
・ローズマリー 1本
・ブラックペッパー 適量
・塩 4g

今回はツナとマヨネーズは既製品で紹介しております。全部作っていたら、ご家庭の料理では大変なので、今回はシンプルにしています。

自作方法も紹介したいなと思っていますので、それはまた別の機会に。

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▼トンナートソースの作り方

作り方は本当に簡単。上の材料をミキサーやフードプロセッサーに入れて、ペースト状になるまで混ぜるだけです。

とはいえ、ミキサーが無い家庭もあると思いますので、そちらの作り方を紹介します。

画像1

まな板にケッパーとアンチョビフィレ、ツナを置いて、包丁でペースト状になるまで、ひたすら刻みましょう。(ツナがないことに後で気付きました。すみません。)

トンナート2

ツナとアンチョビ、ケッパーをペースト状にしたものを別の容器に入れます。

その後、マヨネーズとレモン果汁、ブラックペッパーを入れて、混ぜて行きましょう。

トンナートソース

これでトンナートソースが出来ました。

ソースとして食材にかけるときは、生クリームなどで緩めてから使うと、食材にきれいにかけられるようになります。ただ、生クリームを入れると長期保存できなくなるので、生クリームは使う直前に入れることをオススメします。

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▼ローストビーフの作り方

それでは、ジッパー袋と鍋でつくるローストビーフをご紹介します。この方法は正直に言うと、少し慣れが必要です。慣れると簡単なのですが、最初は付きっきりにならないと上手くいかないかも知れないです。

もしも、もっと簡単にローストビーフが作りたい方は、低温調理器を買うことをオススメします。最近は安くてコンパクトなものも販売されているので、低温調理に興味のある方はそちらを買った方が間違いないです。

ビーフ1

まずは下準備です。

牛モモ肉にローズマリーとブラックペッパー、塩をまんべんなく振り、ジッパー袋に入れて冷蔵庫で半日寝かせましょう。

こうすることで肉の臭みが消えて、塩味が染み込むので美味しいローストビーフになります。

ビーフ3

フライパンを中火で温めた後、半日寝かした牛モモ肉を焼いて行きます。

肉の表面の色が変わる程度に、焼くだけで大丈夫です。

こうすることで、肉汁の流出をできるだけ減らせます。つまり、旨味を閉じ込めることが出来ます。

焼けたら、肉の表面の粗熱をとりましょう。

ビーフ4

あとはお肉をジッパー袋に入れ直して、水を張った鍋に入れます。

火力は弱火にして、65℃付近をキープしましょう。温度は温度計で確認しながらをオススメします。

家庭用のIHであれば、かなり弱火にできるので、65℃付近にキープしやすいです。あとは、このまま30〜1時間ゆっくり加熱していきます。(お肉の形やサイズによって、加熱時間は変わってきます。)

ビーフ5

ローストビーフに火が通ったかどうかを判断するコツですが、袋に出てくる肉汁をみましょう。

細かい理由は抜きにしますが、お肉は火が通ると肉汁が溢れてきます。

なので、鍋からジッパー袋を持ち上げてみて、写真のように肉汁が出だしたらだいたい中まで火が通ってきています。

念のために、温度計を肉の一番分厚いところの中心に刺してみて、55〜70度になっていれば大丈夫です。

ちなみに、お肉の焼き具合の温度帯はこちらです。

・レア 55〜65℃
・ミディアムレア 65℃付近
・ミディアム 65〜70℃
・ウェルダン 70〜80℃
(日本食肉消費総合センター調べ)

レア気味がお好みの方は55〜65℃付近、少しレアが抵抗ある方は65〜70℃付近が良いでしょう。レア気味にする場合は、できるだけ新鮮なお肉を使いましょう。その方が美味しいですし、衛生の観点からもオススメです。

個人的には60℃付近が、しっとりしていて一番オススメです。(豚肉や鶏肉の場合は最適な温度帯が変わります。)

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▼仕上げ

ローストビーフ1

あとは、ローストビーフを薄く切ってお皿に盛り付け、トンナートソースをかけて、サラダを添えたら完成です。

サッパリとした料理との相性がとてもいいので、これから暑くなってくる時期にはぴったりのソースになります。ぜひ、みなさんもお試しください。

今回はローストビーフにしましたが、トンナートソースは本当にいろんな料理に使えますので、ぜひ作ってみてください。レストランで働いていたときは、お客さんにソースだけおかわりされたことがある程、美味しいソースです。

本日は以上です。
ここまで読んで頂いて、本当にいつもありがとうございます。
また宜しくお願いします。

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