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やるべきことよりやらないこと

新しいことを始めようと思った時は、「やらないといけないこと」や「やったほうがいいこと」が無限に思いつきます。

新しく事業を始めるのであれば、色んな人に挨拶回りをしたり、草の根運動をしたりと、やるべきことはたくさんあるでしょう。

やったほうがいいことを数多くこなすことで、失敗する可能性が少しずつ減らせるかもしれません。
でも、一方で、失敗する可能性をゼロにはできません。さらに、本当に正しい方向に進んでいるのかも不安になります。
雲の上の高さまでブロックを積み上げていくような途方もない目標に向かって動き続けることになります。

一方、見方を変えれば、「やらないこと」や「やったら失敗すること」を決めることの方が簡単かもしれません。

やったら失敗することを「しない」と決めることで、失敗を確実に1つ減らせます。
しないことを決めることは軸を定めていく作業にも繋がります。

それでは、軸を定めていく作業について具体的に紹介します。

例えば、「安売りをしない」と決めたとします。安売りをしない場合でも、売れなければ事業を継続させることはできません。
そのため、「安売りしなくても売れる方法」を必死で探すことになります。これは「安売りをしない」と決めたことによって、進むべき方向性が決まったとも言えます。


なにをやったら成功するか?は答えが出しにくいけど、
なにをやったら失敗するか?は具体案が出てきやすい傾向にあります。

やるべきことより、やらないことを決める

これは1つの大切な戦略となりそうです。

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