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子どもってすごい!という大人の言葉が、子どもたちの世界の見えない天井をぶち抜く。

昨日のエールは、
月2回ある「目標達成プログラム」の授業でした。

こちらの授業は
小学生から高校生までのエール生全員が一緒に受ける一斉授業。
コロナ対策でオンライン受講になっています。
(一部、希望すれば教室でも受講可能です)


人間力育成をめざすエールが、
開講当時から「原田メソッド」を学ぶ授業としてプログラム化しました。


その授業もさらに進化しています。

その大きな特徴は
ディスカッションメインであること。


授業の前半は、原田メソッドによる「成功の技術」を学び、

後半はエール生全員によるディスカッションタイム。

エール生は各チームに分かれて
テーマに沿って、自分の考えを発表し、チーム発表します。


昨日のテーマは
「色を変えたら、売れると思うもの」

ちょっと難しいかな?と思ったテーマですが、
さすがエール生!

なるほど!そんな視点があったか!と唸る意見がたくさん出ました。


一部、ご紹介しますね!

・ノートの用紙に色をつけて、教科ごとに使い分ける
・非常口を赤に
・エールノートを情熱的な赤に

・エアコンの風に色を付ける(冷房はブルーの風、暖房はオレンジの風など)
・水に色を付ける(蛇口から金色の水が出てきたら面白い)
・紙に書くと、自由な色が紙からでる(数種類のカラーペンを持ち運ぶ必要がなくなる。ペンのインクが不要になり環境にやさしい)
・感情に色を付ける
・ウイルス!!!(眼に見えるようになれば避けられる!!!すごいタイムリー!)

などなど。


「こんなものがあったら面白いね!」という意見から、
「売れるもの、でしょ?じゃあインスタ映えするものがいいね」と、
いろんな視点から考え、意見をまとめていました。


もう1つの進化は
「全国から集まる大人サポーターの存在」です。

各チームに分かれたエール生たちの
一人ひとりの成長に目が届くように
全国から大人の方がサポートに入っています。


私たちにとって
非常にありがたい存在♡

しかし、そんな大人の方々も、
エール生から学び、気づくことが多いようです。

大人サポーターの方々からいただいた感想です。

↓↓↓↓↓


【本番に強くなるメンタルトレーニング】というテーマでの講義。対象者/子供たちに指導する際、”いかに具体的で細かい状況をイメージさせるか”がやはり重要だと感じました。
井坂先生からの試験前アルアルの提示、具体的なパス出しが非常に参考になりました。
休憩時間での子供たちとのコミュニケーションも非常に盛り上がっていました。こういう時間が思ったことを自由に発言できる場作りにもつながっているのだなと感じました。
後半のディスカッションでは、
子供たちの発想の柔らかさを目の当たりにしました。
エアコンの空気や水に色を付けるという発想がすぐに出るというのが、本当に素敵です。
固定概念にとらわれない柔軟さ。ここに事前にテーマを知って、そのための準備が加わったら一体どんなレベルのディスカッションになるのだろうと今からワクワクして楽しみです。
子供たちの”無形に色を付ける”という発想から、感情に色がついて見える化したら面白いなと思いました。
ピアノの曲調に合わせて外観が変わるなど、本当に売れそうです。
毎回毎回、子供たちの成長を感じます。
そして自分もそこから学んでいます。



子供たちの真剣な表情、何より”話のきき方”が印象的でした。誰かが話している時、意見を述べる時は、最後まで遮らずに真剣に目線を向けて聞く。
そして否定せずに”認める”。
これが徹底されている事が本当に凄いです。
大人でもそれができずに、度々ミスコミュニケーションを招いているというのに。
また、この年齢から、自分の考えや意見を述べられる。
人の話を聞いて、まとめて、発表できるB型の教育は、これからの時代に本当に大きな強み・長所となるだろうなと感じました。
応援して、尊敬して、本音の交流ができる!
それが理想のチーム作りに必要な事なんだと肌で感じて染み込ませる。
彼ら彼女らにとって”当たり前”となっていることが素敵です。
そしてそのための”環境”作りという視点からも非常に学びの多い時間となりました。

・・・・・・

嬉しい言葉がいっぱいです。

大人サポーターたちは、
子どもたちを支えようとしながらも、
いつもエール生たちに「すごい!」と感嘆の声をかけてくれます。

実は、それほどでもないコトもいっぱいあるのに、
大人たちは「こちらこそ、君たちから学ばせてもらっているよ」というスタンスでいてくれるんです。

その、大人たちの素直な感想が、
子どもたちの世界の見えない天井をぶち抜きます。

子どもってこんなモンだろう。と、思っていると、
大人の発する言葉から「こんなモン」という見えない天井が描かれていき、

子どもたちは、
その下でしか自分たちの力を発揮できなくなると思います。


子どもたちの可能性は無限だ!

・・・・と、本当に思ってくださるなら、

その無限の可能性に触れてみてください。
その無限の可能性を讃えてあげてください。


可能性って創るものかもしれません。



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