マガジン限定記事「国際反省デーを粉砕しろ」
昨日、11月19日は「国際男性デー」であった。
念のために説明しておくと、国際男性デーとは、男性や男子の健康に目を向け、ジェンダー平等を促す日として1999年からはじまったとされている。
以上の6つの柱を掲げ、見過ごされがちな男性の尊厳の問題について関心を高め、啓発を促す日とされている。
……が、実際にはそのような文言は建前にすぎない。
少なくとも本邦の言論メディアにおいては、国際男性デーは男性の健康や尊厳について思いを馳せる日とはなっておらず、実質的には男性に自省・反省・自己批判・そして贖罪を促し、男性の加害性や有害性や差別性を再確認する日となっている。
毎年この日になると左派言論人が「有識者」として各メディアで「男性の生きづらさ」についてインタビューを受け「男は『男らしさ』『男性優位社会』の自縄自縛によって生きづらくなっている」という自己責任論的な持論を展開するのが、ひとつの風物詩と化している。
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