見出し画像

不言実行で現場の期待を超える機能を実装!プロダクトリリースの原動力は「Centerpin&Speed」

こんにちは、テラドローン広報チーム(@TerraDrone_JP)です。
前回に引き続き、上半期の事業部MVP受賞者へのインタビューをお届けします。今回は、データプラットフォーム部のイスクレスク・ミコラさんに話を伺いました。

⏬全社総会についてはこちらをご覧ください⏬

MVP受賞に謙遜しきりのミコラさんですが、入社1年弱で画期的なプロダクト開発に成功させるなど即戦力として既にテラドローンに欠かせない存在となっています。ミコラさんの開発の実装速度がとにかく早く、Biz側の要件定義が決まる前に、「やりたいことだけ簡単に教えていただければ先に僕が実装して機能提案しますよ」と進んで言ってくれます。そして、議論より先に技術でカタチにしてBiz側の期待を超える、「これだ!」という機能を素早く実装してくれます。

この新プロダクトはお客様からもポジティブな反応が多く、ミコラさんの提案した機能でプロダクトの価値が飛躍的に向上しています。

シャイな一面を時折のぞかせながらも、実力を如何なく発揮できる原動力はどんなところにあるのでしょうか?今後への夢も抱くミコラさんの仕事への想いやこだわりと合わせ、ぜひご覧ください!

ーMVP受賞おめでとうございます!まずは簡単に現在のお仕事内容を教えてください

テラドローンには2022年10月に入社し、主に「Planner」の開発に関してはフロント、バックエンドの双方を担当しています。他にも社内のインフラ関連の整備のサポートをすることもあれば、点検開発部の開発責任者である鈴木さんからの依頼を基に、技術的な内容の調査や実装に向けた研究開発も手がけています。

⏬ミコラさんの入社エントリはこちら⏬

ーMVPを受賞した率直な気持ちはいかがですか?

MVPを受賞すると全社総会の際に皆さんスピーチしますが、自分は人前で話すのが苦手なので「当たらないように…」と思っていました(笑)他にもプロジェクトに関わっている人がいるので、「自分が受賞に値している仕事をしているのかな…」とも思っていますが、今回の受賞は嬉しいです。

せっかく今回受賞したので次回もMVPを狙いたいですが、その時に向けて話す内容も考えておかないといけないですね(笑)

ー今回の受賞に繋がったプロダクト「Planner」はどのようなものか教えてください

自社製品のTerra Lidarを飛ばす際の飛行ルートを作成するプロダクトです。例えば、あるエリアでドローンによる測量をしたい場合に「Planner」を使うと、地形計算や通過点の設定などをすることで経路が示されます。

開発は開発本部執行役員の塩澤さんがユーザーから実装してほしい機能をヒアリングし、自分はその要望に対して実際にプロダクトを作る役割をやっていました。「Planner」はもともと基盤となるシステムがあり、バックエンドの一部を改修して作った形です。

飛行禁止エリアありのフライト

ー「Planner」を作る上でどんな部分を工夫しましたか?

まずはわかりやすいコードを書くように意識しました。飛行ルートを作成する際に地形データを取得するのですが、その際のバックエンド処理を高速化できる仕組みができる工夫もしました。フロントエンド側もUIが重くならないように細かな工夫を施しています。

ー開発で苦労した部分はどこですか?

最も苦労したのは、基盤のシステムの構造を解明することでした。PHP、Java Script、Go、Pythonと複数のコードで構成されているのでかなり複雑です。ただ、そうした難しいことを解き明かす仕事は個人的に嫌いではないので、探偵のような感覚になって面白かったですね。

最初はシステムの基盤にあまり触れず作業をしていましたが、容量が大きすぎるのでコードを書き直す作業も進めました。既に設定されていた機能を削除し、残された機能をわかりやすく書き直すことで他のメンバーが携わっても運用しやすい形にしました。

ーミコラさんにとってどんな部分が仕事のモチベーションになっていますか?

コードの改修や新しい機能の実装など、基本的に今やっている仕事の内容が好きです。特に作ったものが実際に使われ、誰かのためになっていると考えるとやりがいを感じます。そんな風に感じるようになったのは、プログラミングの知識を身に着けるようになってからですかね。

ー前職でもエンジニアとして活躍してきたミコラさんですが、「テラドローンだからこそ」のやりがいはありますか?

前職では自分が作ったものが事務関連など狭い範囲で使われていたので、物足りない部分がありました。それがテラドローンだと、広範囲でお客様に役立つプロダクトを作るので自分の中でもインパクトが大きいです。

開発の仕事が好きというよりも、自分の脳の作りが開発の仕事に向いているというのもあってテラドローンでの仕事が合っていると感じています。プログラミングの仕事のよさは、実際にハードウェアを作る時にもすぐ検証できる点にあります。そんな部分が好きでこの仕事を続けています。

―そんなミコラさんは仕事でどんなことを大切にしていますか?

一から全て作らない形で物事を解決しようとしています。例えば、新しいものを作る時に自分でやり方がわかっていても、既に同じものを作っている人がいないか調べるようにしています。あとは、モノやサービスを作るときに将来的なことを考えて効率的に維持しやすい形にするように心がけています。

ーざっくばらんに聞きますが、いまのテラドローンの仕事はどうですか?

いまは「Planner」の開発をしていますが、空いている時間にモバイルアプリのプロトタイプを作ることもあります。いまは「Planner」の開発担当と、既存のものをアレンジする業務内容でコントロールしやすいので、逆算しながら仕事を進めています。

もし、ゼロから新しく何かを作る仕事になると今より大変なのかと思います。個人的にはそんな仕事も面白そうなのでいずれやってみたいですね。

―テラドローンのValue「Terra Way」を意識しながら仕事をしている部分はありますか?

全社総会の時もそうでしたが、「Centerpin&Speed」については意識しています。これは無意識な部分ではありますが、1つの物事を始めたら終わらせるまでずっとやり続けるタイプですね。例えば、その日やり始めたらその日のうちに終わらせたいと思っています。

「Grit=やりきる力」といった部分では、頭にインプットした全ての情報を効率的に使いながら一気にやっていくようにしています。その日のうちにやらないと翌日には頭の中から一部が消えてしまうこともあるので、できるだけ持ち越さないように心がけてます。

―下半期の目標を教えてください

執行役員塩澤さんと話し合い、「Planner」の実装機能に関する目標を立てていきたいです。自分の中では「Planner」のモバイル携帯用アプリのリリースを進めたいですね。既にプロトタイプは出来ているので、今後はお客様が使っても問題ない形に仕上げたいです。

―中長期的にはどんなことをやってみたいですか?

自分でドローンを開発し、いろんな機能を搭載できるようにしたいです。以前、ドローン用のソフトウェア「MAV Link」について調べる機会がありましたが、いろんな可能性があることがわかりました。これからさらに調べて実際の開発に関わりたいと思っています。

日本は今後人口が減っていきますが、ドローンによって省人化できる部分があると思います。ドローン自体も空を飛ぶものだけでなく、ソナータイプの水中ドローンなど幅広く展開する可能性が広がっています。そんな部分で自分が作った製品やサービスが役立つといいなと思います。

ー今後入ってくる「未来の仲間」に向けて一言お願いします

自分よりも知識があり、スピード感を持ってクオリティの高いプロダクトを作り出す「圧倒的に強い人」に入ってほしいです。そんな人が周りにいたらやる気も出ますし、絶対に負けたくないと思いますね。テラドローンには専門的な知識を持ちつつ、新しい技術を使う時にも積極的に取り入れる意欲があります。テラドローンはハードもソフトも優秀なエンジニアが多いのですが、自分と同じ業務を担当している人がいないため、そんなライバルとなる人に入ってきてほしいです。

カジュアル面談

Casual Book


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?