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FXエバンジェリスト遠藤寿保のマーケット解説

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前日のドル円動向をわかりやすく解説 相場観や本日の戦略を紹介
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#ドル円予想

ドル円、米雇用コスト指数の低下で下押しとなるが、FOMC控え小動き。

ドル円、米雇用コスト指数の低下で下押しとなるが、FOMC控え小動き。

【1/31相場概況】
東京時間、ドル円は130.53円の当日高値を付けるが、その後、本邦実需の売り観測で130.05円まで下押し。その後は方向感なく130円台前半で推移。欧州時間、ドル円はFOMCを控え130円台前半で小動き。NY時間、10-12月期米雇用コスト指数が前期比1.0%上昇と予想の1.1%上昇を下回り、1月米消費者信頼感指数が107.1と予想の109.0を下回ったことなどを受け、米長期

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FOMC、0.25%利上。パウエル議長「年内の利下げは想定しない」。

FOMC、0.25%利上。パウエル議長「年内の利下げは想定しない」。

【2/1相場概況】
東京時間、ドル円は仲値で、実需の売り観測などで129.86円まで下押しとなるが、その後はFOMCを控えポジション調整で130円台を回復。欧州時間、一時130.41円まで上昇となるが、FOMCを控え130円台前半で小動き。NY時間、1月ADP雇用報告は非農業部門雇用者数が10.6万人増と予想の17.8万人増を下回った。また、1月米ISM製造業景気指数が47.4と予想の48.0を下

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ドル円は、ユーロ下落によるドル買い・円買いに相殺される中、米長期金利低下を受け3日続落。

ドル円は、ユーロ下落によるドル買い・円買いに相殺される中、米長期金利低下を受け3日続落。

【2/2相場概況】
東京時間、ドル円は前日の流れから128.17円まで売られるが、その後は実需の買い観測や買戻しが先行し128.78円まで上昇。欧州時間、一時129.13円まで上昇となるが、ECB(欧州中銀)の発表を控え128円台後半で小動き。NY時間、ECBは0.50%の利上げを決定。その後は、ECBの利上げ停止が意識され、ユーロが下落。ドル円は、ユーロに対するドル買いと、円買いに相殺される中、

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米GDPコアPCE改定値予想上振、ドル円は一時135円台まで上昇。

米GDPコアPCE改定値予想上振、ドル円は一時135円台まで上昇。

【2/23相場概況】
東京時間、ドル円は天皇誕生日で祝日休場のため134円台後半で小動き。欧州時間、ドル円は134円台後半で膠着。NY時間、10-12月期米国内総生産(GDP)改定値が前期比年率2.7%と予想の2.9%を下振れたが、コアPCE改定値が4.3%と予想の3.9%を上振れドル円が先行。前週分の米新規失業保険申請件数が19.2万件と予想の20.0万件から改善されたこともあり、一時135.3

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