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ドル円は、ユーロ下落によるドル買い・円買いに相殺される中、米長期金利低下を受け3日続落。
【2/2相場概況】
東京時間、ドル円は前日の流れから128.17円まで売られるが、その後は実需の買い観測や買戻しが先行し128.78円まで上昇。欧州時間、一時129.13円まで上昇となるが、ECB(欧州中銀)の発表を控え128円台後半で小動き。NY時間、ECBは0.50%の利上げを決定。その後は、ECBの利上げ停止が意識され、ユーロが下落。ドル円は、ユーロに対するドル買いと、円買いに相殺される中、前日のFOMCでFRBが今年後半に利下げに転じるとの観測が高まり、米長期金利の低下とともに、ドル円は128.08円まで下落。
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【2/3相場観】
FOMCに続き、ECB・BOEも利上フェイズの終了が意識されてきた。その後は、利上げの効果などを見守るフェイズに入るのだが、マーケットは先読みし利下げは何時頃かと意識し始めている。本日は米国雇用統計で、注目は平均時給である、前回鈍化した数値が連続低下となれば、リセッション懸念が強まりそう。
日足一目均衡表では、「三役逆転」継続。昨日と大きな変化はないが、連続して基準線129.59円を割り込み中。本日の米雇用統計でネガティブに反応した場合127円台突入し1/16の安値127.21円を狙いに行くと、もう一段の下落が予想されるので、下割れには警戒。
下値の目途は、随時Twitter(https://twitter.com/eva_endo)で公開。
前回分はこちら
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20230203 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保
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