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#250 思考のプロセスをほめる

教師は「自分の意図する正解に近い発言」を好む。

もすると「よく考えたねぇ」とほめながら,笑顔でその発言を取り上げる。

そして授業のまとめに活用する。

まさに教師本位の授業の典型である。

これでは,ほめられなかった子どもは「自分の考えは,先生がもってる正解ではないんだ」と思うだろう。

これが続くと,子どもは発言をしなくなる。

教師は子どもの発言の正当性ではなく,思考のプロセスをほめるようにしたい。

思考のプロセスの良さ,面白さ,希少さをほめる。

そうすれば,どんな子どもの発言もほめることができるだろう。

正解に行き急ぐ必要なない。

正解に辿り着くためのプロセスを,子どもと共に楽しめるようにしたい。

では。

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