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#1777 探究のレベルに沿った学習

「探究学習」「探究的な学び」には、レベルがある。

上記の画像の通り、「問い」「プロセス」「結論」を教師側がどれだけコントロールするかによって、そのレベルが異なってくる。

問いもプロセスも結論も教師が規定するのが「確認としての探究」である。

結論の導出だけを子どもに任せるのが、「構成された探究」となる。

プロセスと結論の導出も子どもに任せるのが、「ガイドされた探究」である。

最後に、問いもプロセスも結論も全て任せるのが、「オープンな探究」となる。

このように、探究にはレベルがあり、1つずつレベルを上げていくことが重要となる。

いきなり、ハイレベルの探究を子どもに要求することはできないのだ。

そのため、「年度はじめ」「初学者」などには、「確認としての探究」を重視することが求められる。

それにより、「探究の過程」に慣れてもらい、徐々にレベルを上げていけるようにするのである。

いきなり、ハイレベルの探究が無理なのである。

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