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#1635 国語のテストの裏面【国語科】

国語の業者テストは、表面が読解の問題であり、裏面は上半分が漢字、下半分が言葉の問題になっている。

表面の読解の問題は、普通に読み取りの学習をしていれば、ほとんどの子供が8割以上の点数をとることができる。

そして、裏面の上半分である漢字の問題も、家庭学習で漢字練習をしていれば、大半の子供は高い点数をとることができる。

しかし厄介なのは、裏面の下半分にある「言葉の問題」だ。

言葉の問題は、「すき間単元の言葉の学習」と「語彙」の問題からなる。

まず、「すき間単元の言葉の学習」は読み取りの授業と授業の間に行われるため、テストを受けるときに内容を忘れていることがある。

そのため、テストのときには記憶が薄くなり、問題に正しく答えることができないのだ。

そこで必要な対策は2パターンである。

1つ目は、「すき間単元の言葉の学習」をする日を、テスト前日に設定する。

2つ目は、テスト前に「すき間単元の言葉の学習」の内容を復習する時間を設定する。

このような対策により、問題に正しく答えることができるようにしたい。

次に、「語彙」の問題である。

子供たちは語彙が不足しがちだ。

普段から読書をしている子供は語彙が豊富である。

しかし、基本的に私のクラスの子供たちは読書をしていない。

そのため語彙が不足している。

さらに、国語の授業で「辞書を引く」機会が少ない。

そのため、語彙の問題を出されても正確に答えることができないのだ。

もっと授業の中で、「辞書を引く」機会を増やすようにしたい。

そうすれば、語彙の問題は楽勝なはずである。

以上、国語の業者テストの裏面の下半分である「言葉の問題」において、正しく答えることができるようになるための対策を述べた。

次の国語の授業から、これを意識していきたい。

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