IT業界で技術が低い作業者が多い理由を考えてみる
おはようございます。terminationです。
最近は、自前ブログの方でIT業界に関する記事を書く事に熱中していました。
私は自他共に認める転職族(10回ほど転職をしている)なんですが、IT業界が通算すると一番長く居るようです。現在通算して7年程。
営業として2年、
営業兼SEとして2年
そしてSE選任になって3年がそろそろ経ちます。
ちなみにこの7年間のIT経験の中でも、A社(正社員)→B社(正社員)→C社(正社員)→D社(正社員)→辞めてフリーランス
と、これだけ転入があります。(実際には、AとB、BとCの間は他の業界に転職して、またITに戻ってきています。)
と、私の職歴なんかはどうでもいいんですが、
日本のITエンジニアの技術力が低いと言われている理由 について、
最近色々考えていたので、つらつらと書いていこうと思います。
人間版bot(作業者)の人口が多い
私は元々技術やエンジニアとしての業務に興味はありませんでしたが、
自分でもできることもあるし、手に職もつくし良いんじゃね? くらいの考えで、インフラSEとして現場経験を積んで今に至ります。
学校や銀行の現場でホコリまみれになりながらパソコンの運搬をして設定をしたり、データセンターでの極寒の中の検証作業やラッキング作業やら、
一通りの下っ端のフィールド作業も経験し、今はクラウドやら設計やらとかそれっぽい事をやっています。
最近思うのが、
自分の頭で物事を考えて、疑問に思ったり課題を見つけたりする 事をする人が、少ないという事です。
いわゆるこの業界でいう「作業者」さんというやつです。
私は「人間版bot」と表現しています。
この人間版botの人口が、とても多いんだと思います。日本は。(日本以外は見ていないので厳密にはわかりませんが・・。)
人間版botとbot(ロボット)の違い
▼共通点
・どちらも、言われた事(指示の通り)の通り作業をします。
▼両社の違い
・ロボットは指示の通り作業を100%こなします。
・人間は、たまにミスをします。または勘違い・思い違いにより
指示通りにこなせない時があります。
作業者は悪ではない
作業者が悪いとは言いません。
世の中には一定数、作業に近い業務もありますし、
また、未経験層や若手層が業務経験を積んでいく上で、
ある程度ルーチン化された業務から仕事を学んでいくのは、極当たり前です。
ただ問題なのは、何かの要因で人間版bot化 してしまうことで、それ以上スキルが伸びず、ルーチン作業以外の案件にもステップアップできないという事です。
一番の問題(技術力の高い上層の人口が増えない事)
一番の問題は、ステップアップできない人間版botが増え続ける事で、
日本の技術力は、下層(技術力:低)の技術人口だけが増え続けるという事です。(上層の技術力の高いゾーンは増えない)
自分にできる事をやろう(ITの情報発信)
ということで、自分にも何かできる事は無いかと考えた所。
自分の経験を後世に伝えるべく、情報発信をする という
なんの捻りも無いごく普通の手法にたどり着きました。
・IT業界でエンジニアとして働いていく事は、誰にでもできる。
・技術に興味があるかないかは、重要ではない。(私は興味無いです)
・誰でもできるが、ITはチョロくて楽な仕事 という意味ではない
どの業務にもある程度決まった原理原則があるので、そこを意識できるかどうかがポイントなのと、自分の頭で物事を考えて、疑問に思ったり課題を見つけたりする「習慣」※が持てるかどうか。なだけだと思っています。
※能力ではなく、習慣だと私は思っています。
と、猛烈に書き続けて文字数が1300文字を超えてしまったので今日はこの辺にしたいと思います。
ITエンジニア(主にインフラ系)向けの記事をブログで書いていますので、
興味があれば見てみてください。↓
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