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就活、転職における難病患者の立ち位置

ものすごく難しい問題です。
就きたい、やってみたい仕事に就くことができない。
健常者ではないですし、かといって障害者枠で応募することもできません。

SNSをみていると面接時、潰瘍性大腸炎と言ったら落とされたとチラホラ目にすることがあります。
会社が求めていた人物像に当てはまらなかった可能性もありますが、私も似たような経験を何回もしているので一概に違うとも言えない。

私は潰瘍性大腸炎という病気にかかってから2回転職活動をしています。

書類選考を通って面接を行い、最初はいい雰囲気だったのですが、潰瘍性大腸炎でトイレが近いことを伝えると態度が急変してその場で不採用を伝えられることがあり、かなりショックを受けることもありました。

病気のせいで面接を落とされている可能性があるので、病名を伝えないで面接をうけてもいいかと転職エージェントやハロワの職員に相談してみると
「後々トラブルになるからきちんと伝えたほうが良い」
と言ってます。
たしかに月1で通院をしなくてはいけないし、業務中にトイレに行くことが他の方より多く迷惑をかけてしまうのでは?と思い面接時は病気のことを伝えるようにしました。
ただ、あまりマイナスな印象を与えすぎるのは良くありません。
「昨年3回も入院してしまって~」
なんてことを言ってしまえば、雇ってすぐにまた体調を壊すのではないかと
思われてもしかたないです。
なので、「潰瘍性大腸炎という病気にかかっていますが、医師の許可のもと活動をしています。」
などと言うと相手も少しは安心してくれますよ。

なんとか私は昨年に大手企業に就職できたのですが、職場環境の悪くトイレが少なかったため、お手洗いに行きたくてもいけないその我慢が原因で病気が悪化してしまい入院・・・退院後、会社側から解雇を言い渡されました。
今現在私は無職です。
絶賛転職活動中!

転職活動の際に面接で良く聞いておいた方がいいこと
・トイレにすぐに行ける環境なのか
・1~2か月に一回通院をしても仕事に支障がでないのか
・トイレの数(大便器)はいくつあるのか

これ聞くの恥ずかしいと思うかもしれませんが、私が就職をして聞いておいた方がよかったなと思ったことです。

職種等に関してですが、デスクワークが一番体への負担が少なくいいと思います。
受付や経理事務、総務、エンジニアなどが例として挙げられますね。
営業や製造業、建設業など外やクリーンルーム内での仕事はトイレに行けない環境だと思うのであまりおすすめはできません。
私は自分の経験が活かせることができる仕事は製造業なので、途中でも抜け出せるような作業の求人をみつけ応募しています。
後は福利厚生が整っている大手企業へ応募してます。
中小企業であれば、会社側のサポートがあまり得られないことがあるので、ここは大手企業へ応募していった方がいいと私は思います。

皆さんも就職活動や転職活動大変な思いをされていると思います。
しっかりと会社へ相談をして、採用してもらえるよう対策を組んでおきましょう。



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