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「嬉しい・楽しい・好き」ポジティブな感情を感じられるようになる方法

今日は、
・好き
・やりたい
・楽しい
・嬉しい

という感情について、書きたいと思います。

自分の中の「プラスの感情」について、みなさんは
自覚することができますか?

不安、恐怖、苛立ち、怒り、悲しみなど
負の感情の方が意識しやすい、という人もいるかもしれません。

負の感情、ネガティブな感情は意識しやすいのに、
どうしてプラスの、ポジティブな感情は意識しにくいのでしょうか?

家庭環境の問題
私たちは、育つ家庭において、もしかしたら

親の前で思うように楽しめない、思うように喜べない、
何が好きなのかを堂々と言えない、
自分がやりたいことよりも、親の機嫌を優先していた

などの経験をしているかもしれません。

そのような場合、
自分の「好き」「やりたい」「嬉しい」「楽しい」
を感じにくくなっているかもしれないのです。

自分がどうしたいか、どうしたら楽しいのかを優先することで
「居場所がなくなってしまう」という恐怖を、
どこかで感じているかもしれません。

親の機嫌をとるために、楽しいふりをした。
親の機嫌をとるために、嬉しいふりをした。
親が嫌いなものを、「好き」と言えなかった。
親が嫌いなものを「やりたい」と言えなかった。

親ではなくて、学校の友達や、兄弟相手かもしれません。

そのような経験をしたひとは、
他の人よりもポジティブな感情を抑圧していたり、
ポジティブな感情をきちんと感じることができない
といったことがあるかもしれません。

それでは、
ポジティブな感情を味わえるようになるためには、
どうしたらいいのでしょうか?

答えはシンプルで、
感じるように普段から「意識」する
といったことに尽きます。

しかし、陥りやすい落とし穴として、
こういう考えはNG。

私は、どういうときに楽しいのか、
どういうときに嬉しいのか、
何をやりたいのか、
何がすきなのか

・・・こういった質問をいきなり自分に問いかけることは、
自分に対して優しくない方法です。
なぜなら、
「それがわからないから困っている」のだから。

いきなり「何が好きなのか」という尋問的な質問をするのではなくて、
親が子どもにきくように、
「こっちが好き?それともこっち?」というような、
優しい聞き方で、自分に問いかけてみてください。

私はこれが好き。
こっちより、これが好き。
これの色が好き。
これの形が好き。
これをやっていると楽しい。
こうなると嬉しい。
これをやりたい。

この言葉を、日常生活で自分が普段からやっていることに
当てはめてみてください。
例えば、

私は、今使っているカバンが好き。
目の前にあるものを指差して、これが好き、あれが好き、と言ってみる。
散歩に行くと楽しい、お風呂に入ると楽しい、
メイクをすると楽しい、日常の動作を楽しいと思ってみる。
あの人に会えると嬉しい、美味しいジュースが飲めて嬉しい、
今日は晴れていて嬉しい、雨は雨で楽しい、、

など、なんでもいいから好きとか楽しいとか言ってみるのです。

言っていたら、「そうでないもの」が体感としてわかるようになると思います。
好き、と言ったけど、「いやこれは好きじゃないな」
と思ったものは「好きじゃない」のです。
そうでなければ「好き」なのです。

中には好きでも嫌いでもない「どうでもいいもの」
もあるとおもいますが、
どっちかというと好き、とか、嫌いとか、
ちょっとはあるかもしれません。

そうやって自分の中でプラスの感情を感じる力を鍛えていくと、
「直感力」が備わってきます。
自分にとっていいもの、悪いものが体感としてわかるようになるのです。

好き、嬉しい、楽しいがわかってくると、
だんだん「やりたい」もわかってくると思います。

これらは全て「感情」ですから
他の人にわかるものではありません。

感情がよくわからないという人はまず「体感」を大切にするといいと思います。
「好き」と言ってみたときの自分の「体感」に注目してください。

自分の感覚をあと回しにしてきた人は、この「体感」を感じることを
忘れている人が多いので、自分の「体感」を感じる練習、
そして体感を「信じる」練習をしていく必要があります。

感情は自分のものですので、
誰かにとって正解とか、不正解とかはありません。
感じたままでいいのです。

あなたがそう感じたなら、あなたにとってはそうなのです。

周りの意見に合わせてきた人は、好き嫌いではなくて「良いか悪いか」
で判断しているところもあるかもしれません。
好きとか嫌いとかを、客観的な「良い悪い」ではなくて
主観で、独断と偏見で、「自分にとってはどうか」

というのを感じる練習をしてみてください。

何事も練習あるのみです。

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