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この仕事を始めて23年と3か月ほど ・・・なぜだろうと考えてしまうことがある。 多くの子どもたちが 人の話をきちんと聞けないこと、聞こうとしないこと 英単語・漢字だけではなく、「用語」を覚えるのがとても苦手なこと 人が読み上げているものを一緒に目で追うことができないこと そして 相手の意図や求めていることにこたえようとしないこと 一方、少しずつ、するべきこととして説明をするとほとんどの子どもたちが少しずつできるようになっていく。 ということは、 彼らは、そ
2024年、夏 寺子屋にとっては挑戦の夏だ。 先日、てらこや新聞を寺子屋生のご家庭にお送りしたところ、保護者の方から、嬉しいメールがあった。 「とてもよいタイミングでプロジェクトをありがとうございます!」 というようなメッセージが書かれていた。 まだ始めてもいないのに、「来年もせねば」なんて単純な私は思ったりもしている。 このところ急に増え始めている入塾に関するお問い合わせのときに、 「学童もするのですか?」 と、聞かれ、まだ、外にはブログとnoteでしか告知
松阪市の市立中学校は、2学期制を採用している。 そのため、新年度の最初の定期試験は6月前半。 今週、試験の返却が少しずつ行われている。 寺子屋かめいは英語塾だけれど、数学の講座も開講している。作文講座もある。小学生には算数や国語の講座も提供している。 学習は、各科目だけで完結するわけではない。 だから、多くの生徒が自主的に(ときどき義務感で)5教科のテストを見せてくれる。 解答を見ながら、いろんな話をして 考え方や覚え方、勉強への臨み方のヒントに気づいてくれればと願
この月曜日、寺子屋生に向けてのてらこや新聞の発送が完了した。 定休日2日とも郵便局に出かけ、他の郵送方法を本気で考えたくなった。 最近どこに行っても感じることだけれど 窓口の人がきちんと質問を聞いてくれない、答えてくれない。 疑問を持つこと自体がクレームなのか?と思うことが多い。 今回は「夏休み子どもの居場所プロジェクト2024」のお知らせや申込書を入れたために、分厚い封書となった。 土曜日の夜に出来上がったけれど、切手が足らないだろうと日曜日に郵便局に行った。朝
先週から、ご案内を始めている 「夏休み 子どもの居場所 プロジェクト 2024」 ようやく、寺子屋生向けの「てらこや新聞 初夏号」の発送が済み、いろいろな問い合わせに対応することになる。 今年は「チャレンジ」ということもあり、料金も、講座のオプションも、活動も手探りだ。 でも、私たちの思いは熱いー 友だちに話したら、 「また、そんな、大変なことを」 と、言われた。でも、 大変かどうかはしてみないとわからない。 大概、大変だと思うことは、してみたら思っていたほど
小学生 夏の居場所 学童の問題点の前に、家庭学習の在り方が変になっているー と、感じたのは、もっと前・・・。 宿題の添削を親がする 音読を親に聞いてもらう・・・など、 当然のように 親御さんが宿題に関わるのが義務のようになっていることに気が付いたとき 私は、恐怖で震えたー というか、私が今の小学生だったら、、、 と、考えたら恐ろしくなった。 また、 それが、子どもたちの勉強が他人事のような態度を作り出している、 そう思った。 必死なのは親御さんで 子どもた
今月32歳になる甥っ子が寺子屋生だったとき、三重県で東大進学者が一番多いと言われている中高一貫校の生徒が、彼のクラスに入った。 勉強に対する姿勢が 「さすがだわ。見習って。」 と、甥っ子たちに言うと 松阪の県立の自称進学校に通う甥っ子と彼の同級生が口をそろえて 「あいつ、クラブしとんの?」 と、言い出した。 ソフトテニス部と野球部に所属していた2人の発言に ーはぃ? 君らは自転車で10~15分で行ける学校に通い、彼は、電車を乗り継いで往復2時間かかる学校に
来週、初めての定期試験に臨む中学1年生たちに 「問題は、点数ではなく、自分たちがどれだけわかっていて、わかっていないのか。そして、どれだけわかっていなきゃいけないのに、わかっていなかったのか。それをきちんと確認して、次につなげるのであれば、私は点数にはこだわらない。点数はどうでもいい。」 「でも、テストに臨むときは、100点を目指すつもりで、3秒前の自分はもう今の自分とは違う人、だから『間違っているかもしれない』と思って、確認、見直しを怠らないでほしい。」 と、伝えると
英語をどうしたら面白いと思えるのかー そんな質問を、土曜日、生徒にされた。 私は、英語を面白くないと思ったことがないので、かなり難しい質問だけれど、 私の考えを伝えてみた。 私は、英語を勉強するのではなく、英文が伝えてくれることを知りたいと思って英語の文章に触れたり、感じたりしていたから、楽しかったのだと思う。 英文の伝える内容、イメージを想像してみてほしい。 例えば、このところ日曜日の課題にしてる「ことわざ」 日本語では船頭、船、山で表す同じような意味のものが
昨日、社会人2年目の卒業生&元アシスタントが夕方からお顔を見せてくれた。 しゃべりに来ただけだから と、言いながら、 事務所に入り、すぐ、当たり前のようにアシスタント用の4色ペンを手に取り2階の教室へ・・・笑 すでに、子どもたちの相手をする気満々。 彼の訪問は予告があったので、アシスタント時代の彼を知る彼のファンたちには伝えてあった。 ビタミンYー 今私たちがそう呼ぶ彼は、小学5年生の春から寺子屋に通い、大学4年生でアシスタントとして寺子屋を卒業するまで「アイド
5月、まだあと1週間ほどあるけれど、いろんな再会と出会いの月になっている。 GWだけではなく、先週末にも、卒業生たち、同級生たちに会った。 また、4月末から母が入院していて、その手続きやなんやらで出会った人たちも多くいる。 先日、新しく出会った人たちとの話の中で、寺子屋では「やばいが禁句」であるという話をした。 私のスマホケースが今、こんなケースなので、ときどき、初対面でも話題にのぼる。 そして、なぜ、寺子屋では「やばい」が禁句かという話をする。 まずは、何でも「
私は、17歳で最初のアメリカ留学から帰国後、本当に父の塾を継ぎたいと考えたとき、どんな塾にしたいかというイメージとして、2つの軸を考えた。 自分のように、1度は松阪を離れ、学びや経験を積んだあと戻ってきてくれる若者が育つ塾 そして、老若男女が学ぶコミュニティセンターのような塾だった。 ー松阪に帰ってきたら、塾ぐらいしか英語使ってする仕事ないですよね。 と、ある方ー地元では名士の1人に入る人ーに、塾を始めた当初言われたことがある。 私は、父の塾を継ぐことを目標に 東
今は30代になっている生徒が中学生だったときー 学校の数学の先生が、 ー数学のノートをケチる人は、数学が得意にはならない。 と、おっしゃったという話を聞いて そうだ!そうだ! と、言ったことがある。 それを、しょっちゅう思い出す。 それは、数学だけではなく、英語も、他の科目も同じだと思う。 あとから、先生に見せたり、自分が見直して確認をしたりするためにノートはとるものだ。 あとから見直しづらいほどつめつめだったり 行の最後まで埋めるために単語が途中で切れてい
来週から来てくれることになった新入生の小学生の面談をしたとき 小学6年生くんが ーこの塾ではシャーペンは使えますか。 と、聞いてきた。 私は ー使っても良いけれど、男の子に特に多いんだけれど、分解したりして、シャーペンが集中力を削ぐ場合は、このクラスではシャープペンシル使用禁止、鉛筆を使ってください。と言う場合があります。 と、伝えた。 それを聞いて、彼は ー鉛筆にしといた方がいいかも。 と、笑っていた。 筆記用具にはいろいろと悩ましいことがある。 鉛筆