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利益総額 VS 利益率

 貿易取引を行う時、扱う商材や業界によって利益率は大きく違います。もちろん利益率が低く、総額を増やす貿易取引も多いです。むしろ企業の貿易トレーディングはこれにあたります。

 ですが個人ではそうはいきません。総額が大きいという事は取引に失敗した際に、その総額分の負債を背負うリスクがあるのです。販売先がクレームをつけて、購入を取りやめた等、幾らでも販売回収のリスクは貿易にはついて回ります。

 よく個人で貿易ビジネスを行う場合は、小さい額で始めて利益率を上げる事が大切と言われます。ですがこれは言うのは簡単ですが、実際は難しいです。
今度は高利益率の商材を扱えば、今度は商品単価が高額な物に偏ります。結果、取引総額は増えてしまいます。
 
自分の中に基準を持つことが大切です。私は個人の貿易ビジネスは5%ルールだと思います。リスクを取るので、利益率は5%は欲しいと思います。その根拠は海外の高金利国の利率は5%あります。つまりリスクを取るのに預金の利率より低いならやらない方が良いのです。

 そして高い利益率を目指す程、扱い総額が増えます。5%以上を利益率の基準にした際は、扱い商材の総額も程よい所に落ち着く傾向にあります。

是非、試してみてください。

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