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ピラティスボール最強説

みなさまこんにちは。ピラティスインストラクターの寺田マリです。
今日はタイトルの通り、”ピラティスボール最強説”をお話したいと思います。

ピラティスボールってなに?

直径25センチ前後の小さなビニール製のボールです。柔らかく、弾力があり、空気の入れ具合も簡単に調節ができます。価格も1個¥300程度から¥1500くらいまでと様々ですが、ショッピングサイトで”ピラティスボール”と検索すればすぐに出てきます。

なぜピラティスボールが最強なのか?

施設によっては使用できないところもありますが、私が指導するときは必ずと言っていいほどピラティスボールを使用します。ボールを使用することでエクササイズがより効果的に行えるからです。

ボールを使うメリット、目的はこんな感じ↓

・正しいフォームでエクササイズを行うことができる
・負荷を与える事ができる
・動きをより感じやすくすることができる
・リラクゼーションとして使うことができる

では、それぞれのメリットについて、具体的に説明していきます。

・正しいフォームでエクササイズを行うことができる

グループレッスンのスタジオで実施されるクラスの多くはマットピラティスのエクササイズ。自分の身体のみを使ってエクササイズの効果を出さなくてはなりません。効果を少しでも多く引き出すには正しいフォームでエクササイズを行う必要があります。

しかし、自分の体の感覚だけでは正しいフォームで行うのは難しく、関節の可動域や柔軟性によっては正しいフォームが取れないということもあります。例えば、あぐらが掛けない、脚を前に伸ばして座ることが出来ないなどです。

正しいフォームを取るための補助ツールとしてボールを使用することで、ストレス無くエクササイズを行えるし、効果をより高めることが出来ます。

・負荷を与える事ができる

マットピラティスのエクササイズは自分の体のみを使っていくので負荷をかけるためには、可動域を大きくする(動作を大きくする)か、床と身体が触れる面を減らすということが考えられます。

しかし、これだけではエクササイズのバリエーションはあまり広がらず、人によっては柔軟性が足りないなどの理由で可動域を大きくすることが出来ないという人もいます。

ボールを使用することで得られる負荷はいろいろありますが、安定性(グラつきに対して正しいフォームを保つ強さ)と、ボールの反発を利用することで筋肉の活動量を上げるためといった負荷はどんな人にも簡単に、安全に、生み出すことが出来ます。

・動きをより感じやすくすることができる

自分の体が本来持っている動きの幅(可動域)が制限されていると、エクササイズを行っても体の動きを感じにくいということがあります。

例えば、もともとの背骨の動きがあまり出ていない人に対して、背骨を丸めるような動作をしてもらっても、動きが感じられないという感じ。こういったときにも、動きのフィードバックをもらうためのツールとしてボールを使用します。

実際に目的とする動作がボールを使用することによって可能になり、ボールと身体が触れている状態のときにフィードバックをもらい、動きを認識するということが可能になります。

・リラクゼーションとして使うことができる

これはおそらく、一番誰でも簡単にできる活用法です。ボールを使って身体を緩めることができます。マッサージツールにもなりますし、クッションや枕のように利用するこもできます。

身近なものでマッサージをすると考えると、よく挙げられるのがテニスボールだと思います。確かにポイントでコリをほぐすのにはとても良いですし、硬さも痛きもち良いくらいで丁度良いと思う方が多いと思います。

でも、直径25センチのボールでも充分効果は出ます。身体に当たる面が大きくなるので筋肉への刺激が優しい分、揉み返しのような症状が出ません。お休み前の脚のマッサージや、運動する方ならウォームアップやクールダウンにピラティスボールを利用したリラクゼーションエクササイズはオススメです。

やっぱりボールは最強だと思う

ボール1つで何役もこなしてくれるので、やはり私はピラティスボールは最強だと思います。バレエの公演のときも空気を抜いて持ち歩けば荷物にならないし、楽屋でエクササイズに、マッサージに、クッションにと大活躍でした。ぜひ皆さんもピラティスボール、ご活用くださいね!


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