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【毎日note936日目】地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング

こんばんは!Etoile Pilates 寺田マリです。

今日は朝イチのプライベートセッションのお仕事から、夜のグループクラスまでずっと空き時間だったので、終了間近のこちらの展示を見に行ってきました。

ずっと気になってはいたのものの、なかなか時間の都合がつかず、やっと観に行けた☺︎

久しぶりの森美術館。六本木ヒルズも久しぶり。

さて、今回の展示。アートを通じて、”ウェルビーイング”…つまり”よく生きること”を考えるということで。

パンデミック以降のこの時代に、あえて不要不急なものではない、”アート”が人間が人間らしく生きる上で、必要不可欠なものなのかを、私は再認識すべく、観に行きました。

生きる上で、睡眠や栄養は大事だけど、心が養われないのは如何なものかと。

表現するということ、そして、誰かの表現に触れることで、心が揺り動かされ、何か自分自身の心の中に思想や感情が生まれること。

それが不要不急だと、言われたこの数年。

オンライン上で、自宅で誰かの表現に触れる機会が増え、より身近に感じることができるようになったとしても、私はどうしても”生身のふれあい”、”ライヴ”、”いまここ”っていう、人間らしいものが大切であってほしい。

実際に作品を眼の前にして、同じ空間に身を置いて、丸ごとそのまま、味わい尽くすことができる機会を、なぜ不要と言えようか?

パソコンの画面上でも、スマホでも、いくらでも作品には出会えるけれど。

床に敷き詰められた花粉の粒感と、途方もない収集の過程とか。

写真のようにリアルな油彩画のキャンバスの表面の質感や絵の具が塗り重ねられた厚みとか。

スライド作品の入れ替わる音だとか。

打ち込まれた1文字1文字のアンバランスさと、余白や印刷された紙の質感だとか。

そう言ったものって、実際に目で見て空間で味わってみないとわからない。

そして、アートというのは結局そういうもんだと思うの。

こうして直接美術館に足を運び、空間ごと作品に触れることでしか、わからない、感じ取れないものがたくさんある。

私はそれを感じて、生きていきたい。

今回の展示を見て、私なりに感じたアートとの関わり合い、そして、アートから考えるウェルビーイングというのはそんなところ。


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