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カラダが硬くてもピラティスは出来ます

こんにちは。ピラティスインストラクターの寺田マリです。

今日は普段接するお客様や、初めてピラティスをする人によく聞かれる素朴な疑問について、私なりに考えることをお話したいと思います。
タイトルにもあリますが、「私すごくカラダが硬いんですけど、ピラティスできますか?」という質問。これは非常によく言われるのですが、まだ前向きな意識が伺えます。というのも、実際は「私すごくカラダが硬いから、ピラティスなんて無理無理!」という人が多いからです。こうなってしまうと、説得するのも大変だし、ピラティスを始める良い機会を逃してしまう…大変もったいないことをしているなと悲しくなります。

結論から言います。

ピラティスは、カラダが硬くても出来ます!!
いや、むしろカラダが硬い人にこそ、やってほしい!!

1人でも多くの人がピラティスと出会えると良いなと思っております。

ピラティスはリハビリのようなものです

ピラティスがそもそもどんなものであるかはこちらの記事を参考にお読みください。

ピラティスを作り出したジョセフ・ピラティス本人も幼少期は身体が弱く、心身の健康を目指すために生まれてきたのがピラティスです。ピラティスをする人と聞いて一般的にイメージするような、ダンサーやアスリート、モデルや俳優さんだけがするというものではありません。
ピラティスはリハビリのようなものです。人間の身体が本来持っている動きを取り戻すために必要な運動と呼吸…だから、身体に不調を感じている、なんとなくスッキリしない…それで充分、ピラティスを始める理由になります。誰にでも始められるし。誰にも必要な要素がたくさん詰まっているエクササイズです。

人間にはちょうどいい柔軟性というのがあるんです

みんなの憧れ「180度開脚」。一度はできるようになってみたいとよく言われます。でもこれ、そんなに大事なことではありません。出来なくても、困りません。人間の関節には、適切な可動域というのがあります。その可動域を持っている身体なら、悩むことはないのでは?と私は思っています。これがもし、バレエダンサーなら、180度開脚は必要なのかもしれません。でも、日常生活の中で必要かと問われたらどうでしょう?「まあ、要らないよね。」となりませんか?
実際に、両脚を横に広げる開脚(股関節の外転)をする場合、片脚で60度、両脚を合わせて120度が適切な可動域と言われています。ここに達していないなら、もう少し柔軟性を上げる、可動域を広げる必要があるかもしれません。股関節の可動域に関しては骨格的な問題で可動域が狭いという人もいますし、幼児期に股関節脱臼などを経験している場合は注意しながらエク指図を進めていく必要がありますし、無理をすることもないと思いますが、大概の人は、硬いとはいえ90度~100度くらいの開脚が出来ています。つまり、両脚であと20度~30度、片脚ずつで10度~15度可動域が出せれば、もう充分なのです。あとちょっと、足りないだけ。その足りない分を補うための運動をするのがピラティスです。

どんな人にもピラティスは優しい

身体が硬いというあなたの認識は、案外違うかもしれないし、実際に身体が硬いのかもしれない。でも、あなたの身体にとって、あともう少し!というところを引き出してくれるのがピラティスエクササイズ。チャレンジしてみることで人間の本来持つ身体の力を最大限に引き出すことができるならば、硬いからできないと決めてしまう前に、一度やってみることをおすすめします。どんな人にも、ピラティスは優しいので、その優しさに一度触れてみてはいかがでしょうか?

寺田マリ
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