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懸命に根を張っていたら器が大きくなった話。#金ちゃん

先日散歩がてらKINTOに寄りました。土日は混んでいますね。お店は何人もの人たちが行列待ちでした。前回はサクラ(多肉植物)を購入したのですが、今回は金ちゃん(金晃丸/サボテン)が大きくなったので、注文済の大きい鉢を受け取りに。鉢の入れ替え方がわからないのでお店の方に相談したところ、youtube動画があるとのこと。今回こちらの動画に大変お世話になりました。

サボテンの植え替え方
https://youtu.be/EL5LAoFrZNA

植え替えは初めてのことだったのでドキドキでしたが、奥さんと四苦八苦しながらどうにかやり遂げました。おかげで、無事植え替えを終え写真のようになりました。ちなみに、植え替え前はこちら。今までは鉢から金ちゃんがこぼれそうな状態だったのですが、ようやく落ち着きました。この調子でもっともっと大きくなってほしいですね。

さて、植物との対話を通じて学んだ話ですが、例えば写真の金ちゃん(金晃丸/サボテン)、植え替えをしなかったらどうなるのでしょうか?結論から言うと、成長は止まるようです。正確に表現すると、鉢の大きさに合わせて、大きくなることを止めるようです。当然ながら、大きくなるには土の中で根を張る必要があります。つまり、根を張れば張るほど大きくなる可能性が高まるのです。逆に、これ以上金ちゃんに大きくなって欲しくなければ、植え替えをしないのが賢明な判断と言えるでしょう。

毎度のことですが、一事は万事だなぁとしみじみ思うわけです。人も組織も同様です。もし誰かに成長してほしいと感じたら、それに見合った土壌が必要になります。植物の話だとシンプルなのですが、人や組織の場合、成長してほしいと言いながら、結果的には成長できない環境を与えたり、締め付けたりしているケースが少なくありません。自身の意思や気持ちと環境がマッチしていることが如何に大切なのか、改めて学び直した次第です。ただ単に大きくなれば良いものでもないし、とはいえ抑えつければいいものでもない。自分の意思も大切だし、意思の及びにくい環境要因も大切で、それらが連動していくと大きなエネルギーになっていく。互いに想いやるからこそ発展的な関係性に至るわけですね。当たり前のことなど何一つなくて、目の前の一つ一つに目を向けていく。うまく言えないのですが、例えば「感謝」はしたいからするもので、しなければいけないものではないと感じています。だから、生きてることに感謝しなければいけないとは思いません。ただし、自然と生きてることに感謝できる人生は素敵だなぁと僕自身実感しています。なぜなら、生きてることに心から感謝してるので。要因の一つは、一昨年交通事故で車に轢かれて首の骨が折れたこと。通常なら死ぬか全身不随のところ、奇跡的に回復し今に至ります。先程の話じゃないけれど、今の状態そのものが、自分の意思と外的環境要因、人のご縁などが奇跡的に連動し好循環を起こしていると感じています。もちろん、単なる偶然なのかもしれませんが。

これら経緯の中で、もし自分の意思が影響を及ぼしているならば、大切なことは今いる環境で全力で根を張ることです。一日一日を丁寧に懸命に生きること。かつて病院のICUで天井を仰ぐことしかできなかったことを思うと、つべこべ言う暇やエネルギーすら惜しく、自ずと懸命になります。金ちゃんが鉢からこぼれそうなのは懸命に根を張ってギリギリまで成長していたから。意思表示ですよね。あれ?植え替え必要?とそばにいる者は感じるわけです。その結果、金ちゃんの意思に加え、周囲の大きくなってほしい気持ちが重なり合って植え替えへと至るのです。なかなか汲み取ってくれない相手を責めるのは簡単なことですが、結果的に、相手が汲み取らざるを得ないほど根を張ることにエネルギーを費やすと自ずと好循環が生まれると感じています。

余談ですけど、今回サボテン金ちゃんの意思を汲み取った、つまり植物と対話したってことですよね?金ちゃんを通じ僕自身も成長しているのかもしれません。金ちゃん、このままどんどん大きくなれよー!😁

やりたいことで価値創造。ヒトのやってみたいを支援してます。2019年2月交通事故で重症。環椎骨折(首の骨が折れる)・数週間ICU(集中治療)と要介護の身体・体験を通じ、生きるとは?使命とは?を問い続ける。護られた命を大切に いまここ のスタンスで発信。