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自己発信力を高める英文法。第12回「受動態①」(後半)

「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。


受動態①(後半A056~A060)

STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。

A056 彼はチームメートに尊敬されています。
He is looked up by his teammates. (to 挿入)





<解答>
彼はチームメートに尊敬されています。
He is looked up ( to ) by his teammates.

<解説>
動詞を受動態にできるのはその動詞が目的語をとれる場合だけなので、自動詞的な look up「尊敬する」をこのまま受動態にはできません。「尊敬される」と言いたい場合は look up to ~「~を尊敬する」を be looked up to とします。

<語句>
look up to「~を尊敬する」
by ~「~によって」(動作主を表す)



A057 私は彼女のスピーチにとても感動しました。
I (          ) very impressed with her speech. (空所補充)





<解答>
私は彼女のスピーチにとても感動しました。
I ( was ) very impressed with her speech.

<解説>
impressed は「感動した」という意味の形容詞です。これは impress「~を感動させる」の過去分詞「感動させられた」に由来します(過去分詞は受動的な意味を持つ)。このような形容詞を分詞形容詞といいます。

<語句>
be impressed with ~・be impressed by ~「~に感動する」



A058 私はそこでとてもたくさんの人を見て驚きました。
I (          ) surprised to see so many people there. (空所補充)





<解答>
私はそこでとてもたくさんの人を見て驚きました。
I ( was ) surprised to see so many people there.

<解説>
surprised は「驚いた」という意味の形容詞です。これは surprise「~を驚かす」の過去分詞「驚かされた」に由来します(過去分詞は受動的な意味を持つ)。このような形容詞を分詞形容詞といいます。感情を表す語には過去分詞に由来するものがたくさんあります。

<類例>
excited「興奮した」 bored「退屈した」 scared「怖がった」

<語句>
to ~「~して」(感情の原因を表す)



A059 私は大阪で生まれ、育ちました。
I was (          ) and brought up in Osaka. (空所補充)





<解答>
私は大阪で生まれ、育ちました。
I was ( born ) and brought up in Osaka.

<解説>
be born は「生まれる」という意味の受動態です。「生まれる」は bear「産む」という作用を受けることなので受動態で表します。be brought up の部分も受動態です。I was born and grew up in Osaka. という言い方も可能ですが、この場合 grew up in Osaka は能動態です。

<語句>
bring の活用 bring - brought - brought

<区別>
bring up ~「~を育てる」(他動詞)
grow up「成長する、大人になる」(自動詞)


A060 私は家に帰る途中、にわか雨に遭いました。
I was (          ) in a shower on my way home. (空所補充)





<解答>
私は家に帰る途中、にわか雨に遭いました。
I was ( caught ) in a shower on my way home.

<解説>
be caught in a shower は「にわか雨に遭う」という意味です。「にわか雨に遭う」は、にわか雨の中に caught「巻き込まれる」ことなので受動態で表します。

<類例>
be caught in a traffic jam「交通渋滞に遭う」
be injured「怪我をさせられる ➡ 怪我をする」
be killed「殺される ➡ 死ぬ」
be delayed「遅らされる ➡ 遅れる」

<語句>
on one's way home「帰宅途中に」



STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、聞き取りと声出しを十分に行うことが大切です。

A056 彼はチームメートに尊敬されています。
He is (          ) (          ) to by his teammates. (空所補充)





<解答>
彼はチームメートに尊敬されています。
He is ( looked ) ( up ) to by his teammates.

<解説>
動詞を受動態にできるのはその動詞が目的語をとれる場合だけなので、自動詞的な look up「尊敬する」をこのまま受動態にはできません。「尊敬される」と言いたい場合は look up to ~「~を尊敬する」を be looked up to とします。

<語句>
look up to「~を尊敬する」
by ~「~によって」(動作主を表す)



A057 私は彼女のスピーチにとても感動しました。
I was very (i         ) (         h) her speech. (空所補充)





<解答>
私は彼女のスピーチにとても感動しました。
I was very ( impressed ) ( with ) her speech.

<解説>
impressed は「感動した」という意味の形容詞です。これは impress「~を感動させる」の過去分詞「感動させられた」に由来します(過去分詞は受動的な意味を持つ)。このような形容詞を分詞形容詞といいます。

<語句>
be impressed with ~・be impressed by ~「~に感動する」



A058 私はそこでとてもたくさんの人を見て驚きました。
I was (s         ) (          ) see so many people there. (空所補充)





<解答>
私はそこでとてもたくさんの人を見て驚きました。
I was ( surprised ) ( to ) see so many people there.

<解説>
surprised は「驚いた」という意味の形容詞です。これは surprise「~を驚かす」の過去分詞「驚かされた」に由来します(過去分詞は受動的な意味を持つ)。このような形容詞を分詞形容詞といいます。感情を表す語には過去分詞に由来するものがたくさんあります。

<類例>
excited「興奮した」 bored「退屈した」 scared「怖がった」

<語句>
to ~「~して」(感情の原因を表す)



A059 私は大阪で生まれ、育ちました。
I was (          ) and (         t) up in Osaka. (空所補充)





<解答>
私は大阪で生まれ、育ちました。
I was ( born ) and ( brought ) up in Osaka.

<解説>
be born は「生まれる」という意味の受動態です。「生まれる」は bear「産む」という作用を受けることなので受動態で表します。be brought up の部分も受動態です。I was born and grew up in Osaka. という言い方も可能ですが、grew 以下は能動態です。

<語句>
bring の活用 bring - brought - brought

<区別>
bring up ~「~を育てる」(他動詞)
grow up「成長する、大人になる」(自動詞)



A060 私は家に帰る途中、にわか雨に遭いました。
I was (          ) (          ) a shower on my way home. (空所補充)





<解答>
私は家に帰る途中、にわか雨に遭いました。
I was ( caught ) ( in ) a shower on my way home.
<解説>
be caught in a shower は「にわか雨に遭う」という意味です。「にわか雨に遭う」は、にわか雨の中に caught「巻き込まれる」ことなので受動態で表します。

<類例>
be caught in a traffic jam「交通渋滞に遭う」
be injured「怪我をさせられる ➡ 怪我をする」
be killed「殺される ➡ 死ぬ」
be delayed「遅らされる ➡ 遅れる」

<語句>
on one's way home「帰宅途中に」



STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。音声の聞き取りを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで声出しをすると効果的です。

A056 彼はチームメートに尊敬されています。
He is (          ) (          ) (          ) by his teammates. (空所補充)





<解答>
彼はチームメートに尊敬されています。
He is ( looked ) ( up ) ( to ) by his teammates.

<解説>
動詞を受動態にできるのはその動詞が目的語をとれる場合だけなので、自動詞的な look up「尊敬する」をこのまま受動態にはできません。「尊敬される」と言いたい場合は look up to ~「~を尊敬する」を be looked up to とします。

<語句>
look up to「~を尊敬する」
by ~「~によって」(動作主を表す)



A057 私は彼女のスピーチにとても感動しました。
I (          ) very (i         ) (         h) her speech. (空所補充)





<解答>
私は彼女のスピーチにとても感動しました。
I ( was ) very ( impressed ) ( with ) her speech.

<解説>
impressed は「感動した」という意味の形容詞です。これは impress「~を感動させる」の過去分詞「感動させられた」に由来します(過去分詞は受動的な意味を持つ)。このような形容詞を分詞形容詞といいます。

<語句>
be impressed with ~・be impressed by ~「~に感動する」



A058 私はそこでとてもたくさんの人を見て驚きました。
I (          ) (s         ) (          ) see so many people there. (空所補充)





<解答>
私はそこでとてもたくさんの人を見て驚きました。
I ( was ) ( surprised ) ( to ) see so many people there.

<解説>
surprised は「驚いた」という意味の形容詞です。これは surprise「~を驚かす」の過去分詞「驚かされた」に由来します(過去分詞は受動的な意味を持つ)。このような形容詞を分詞形容詞といいます。感情を表す語には過去分詞に由来するものがたくさんあります。

<類例>
excited「興奮した」 bored「退屈した」 scared「怖がった」

<語句>
to ~「~して」(感情の原因を表す)



A059 私は大阪で生まれ、育ちました。
I (          ) (          ) and (         t) up in Osaka. (空所補充)





<解答>
私は大阪で生まれ、育ちました。
I ( was ) ( born ) and ( brought ) up in Osaka.

<解説>
be born は「生まれる」という意味の受動態です。「生まれる」は bear「産む」という作用を受けることなので受動態で表します。be brought up の部分も受動態です。I was born and grew up in Osaka. という言い方も可能ですが、grew 以下は能動態です。

<語句>
bring の活用 bring - brought - brought

<区別>
bring up ~「~を育てる」(他動詞)
grow up「成長する、大人になる」(自動詞)



A060 私は家に帰る途中、にわか雨に遭いました。
I was (          ) (          ) a shower (          ) my way home. (空所補充)





<解答>
私は家に帰る途中、にわか雨に遭いました。
I was ( caught ) ( in ) a shower ( on ) my way home.

<解説>
be caught in a shower は「にわか雨に遭う」という意味です。「にわか雨に遭う」は、にわか雨の中に caught「巻き込まれる」ことなので受動態で表します。

<類例>
be caught in a traffic jam「交通渋滞に遭う」
be injured「怪我をさせられる ➡ 怪我をする」
be killed「殺される ➡ 死ぬ」
be delayed「遅らされる ➡ 遅れる」

<語句>
on one's way home「帰宅途中に」


<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。

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