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自己発信力を高める英文法。第11回「受動態①」(前半)

「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。


受動態①(前半A051~A055)

STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。

A051 オランダはチューリップと風車で知られています。
The Netherlands is (          ) for its tulips and windmills. (空所補充)





<解答>
オランダはチューリップと風車で知られています。
The Netherlands is ( known ) for its tulips and windmills.

<解説>
be+過去分詞 は「~される、~されている」という意味を表し、これを受動態といいます。現在のことであれば be動詞 を現在形 (is, am, are) にします。過去のことであれば be動詞 を過去形 (was, were) にします。

<語句>
be known for ~「~で知られている」 (活用)know - knew - known
its「その」

<参考>be known as ~「~として知られている」



A052 私はローマにいるときにハンドバッグを盗まれました。
My purse (          ) stolen while I was in Rome. (空所補充)





<解答>
私はローマにいるときにハンドバッグを盗まれました。
My purse ( was ) stolen while I was in Rome.

<解説>
be+過去分詞 は「~される、~されている」という意味を表し、これを受動態といいます。現在のことであれば be動詞 を現在形 (is, am, are) にします。過去のことであれば be動詞 を過去形 (was, were) にします。「私は~を盗まれた」を I was stolen ~ とするのは誤りです。

<語句>
steal ~「~を盗む」 (活用)steal - stole - stolen
while …「…している間に」(接続詞なので後にSVが続く)



A053 私たちは30分待たされました。
We (          ) kept waiting for half an hour. (空所補充)





<解答>
私たちは30分待たされました。
We ( were ) kept waiting for half an hour.

<解説>
keep 人 waiting は「人を待たせておく」という意味です。これを受動態にしたのが be kept waiting「待たされる」です。「待たされる」とは「待っている状態を keep させられる」ことなので、この keep「保つ」の部分が受動態 (be kept) になります。

<語句>
for half an hour「30分間」



A054 この写真はエッフェル塔の前で撮りました。
This photo was (          ) in front of the Eiffel Tower. (空所補充)





<解答>
この写真はエッフェル塔の前で撮りました。
This photo was ( taken ) in front of the Eiffel Tower.

<解説>
be+過去分詞 は「~される、~されている」という意味を表し、これを受動態といいます。この文の主語は「この写真」なので、述語動詞は「この写真」の側から見て「撮られた」という受動態にする必要があります。日本語訳で判断してはいけません。

<語句>
take a photo「写真を撮る」 (活用)take - took - taken
in front of ~「~の前で」



A055 私は笑われ、どうかしていると言われました。
I was laughed and told I was crazy. (at 挿入)





<解答>
私は笑われ、どうかしていると言われました。
I was laughed ( at ) and told I was crazy.

<解説>
動詞を受動態にできるのはその動詞が目的語をとれる場合だけなので、自動詞の laugh「笑う」をこのまま受動態にはできません。「笑われる」と言いたい場合は laugh at ~「~を笑う」を be laughed at とします。いっぽう tell「~に言う」は目的語をとる他動詞なので、「言われる」は be told となります。

<語句>
laugh at ~「~を笑う」
tell の活用 tell - told - told
crazy「正気でない」



STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、聞き取りと声出しを十分に行うことが大切です。

A051 オランダはチューリップと風車で知られています。
The Netherlands (          ) (          ) for its tulips and windmills. (空所補充)





<解答>
オランダはチューリップと風車で知られています。
The Netherlands ( is ) ( known ) for its tulips and windmills.

<解説>
be+過去分詞 は「~される、~されている」という意味を表し、これを受動態といいます。現在のことであれば be動詞 を現在形 (is, am, are) にします。過去のことであれば be動詞 を過去形 (was, were) にします。

<語句>
be known for ~「~で知られている」 (活用)know - knew - known
its「その」

<参考>be known as ~「~として知られている」



A052 私はローマにいるときにハンドバッグを盗まれました。
My purse (          ) (          ) while I was in Rome. (空所補充)





<解答>
私はローマにいるときにハンドバッグを盗まれました。
My purse ( was ) ( stolen ) while I was in Rome.

<解説>
be+過去分詞 は「~される、~されている」という意味を表し、これを受動態といいます。現在のことであれば be動詞 を現在形 (is, am, are) にします。過去のことであれば be動詞 を過去形 (was, were) にします。「私は~を盗まれた」を I was stolen ~ とするのは誤りです。

<語句>
steal ~「~を盗む」 (活用)steal - stole - stolen
while …「…している間に」(接続詞なので後にSVが続く)



A053 私たちは30分待たされました。
We (          ) (          ) waiting for half an hour. (空所補充)





<解答>
私たちは30分待たされました。
We ( were ) ( kept ) waiting for half an hour.

<解説>
keep 人 waiting は「人を待たせておく」という意味です。これを受動態にしたのが be kept waiting「待たされる」です。「待たされる」とは「待っている状態を keep させられる」ことなので、この keep「保つ」の部分が受動態 (be kept) になります。

<語句>
for half an hour「30分間」



A054 この写真はエッフェル塔の前で撮りました。
This photo (          ) (          ) in front of the Eiffel Tower. (空所補充)





<解答>
この写真はエッフェル塔の前で撮りました。
This photo ( was ) ( taken ) in front of the Eiffel Tower.

<解説>
be+過去分詞 は「~される、~されている」という意味を表し、これを受動態といいます。この文の主語は「この写真」なので、述語動詞は「この写真」の側から見て「撮られた」という受動態にする必要があります。日本語訳で判断してはいけません。

<語句>
take a photo「写真を撮る」 (活用)take - took - taken
in front of ~「~の前で」



A055 私は笑われ、どうかしていると言われました。
I was (          ) (          ) and told I was crazy. (空所補充)





<解答>
私は笑われ、どうかしていると言われました。
I was ( laughed ) ( at ) and told I was crazy.

<解説>
動詞を受動態にできるのはその動詞が目的語をとれる場合だけなので、自動詞の laugh「笑う」をこのまま受動態にはできません。「笑われる」と言いたい場合は laugh at ~「~を笑う」を be laughed at とします。いっぽう tell「~に言う」は目的語をとる他動詞なので、「言われる」は be told となります。

<語句>
laugh at ~「~を笑う」
tell の活用 tell - told - told
crazy「正気でない」



STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。音声の聞き取りを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで声出しをすると効果的です。

A051 オランダはチューリップと風車で知られています。
The Netherlands (          ) (          ) (          ) its tulips and windmills. (空所補充)





<解答>
オランダはチューリップと風車で知られています。
The Netherlands ( is ) ( known ) ( for ) its tulips and windmills.

<解説>
be+過去分詞 は「~される、~されている」という意味を表し、これを受動態といいます。現在のことであれば be動詞 を現在形 (is, am, are) にします。過去のことであれば be動詞 を過去形 (was, were) にします。

<語句>
be known for ~「~で知られている」 (活用)know - knew - known
its「その」

<参考>be known as ~「~として知られている」



A052 私はローマにいるときにハンドバッグを盗まれました。
My purse (          ) (          ) (         e) I was in Rome. (空所補充)





<解答>
私はローマにいるときにハンドバッグを盗まれました。
My purse ( was ) ( stolen ) ( while ) I was in Rome.

<解説>
be+過去分詞 は「~される、~されている」という意味を表し、これを受動態といいます。現在のことであれば be動詞 を現在形 (is, am, are) にします。過去のことであれば be動詞 を過去形 (was, were) にします。「私は~を盗まれた」を I was stolen ~ とするのは誤りです。

<語句>
steal ~「~を盗む」 (活用)steal - stole - stolen
while …「…している間に」(接続詞なので後にSVが続く)



A053 私たちは30分待たされました。
We (          ) (          ) waiting for (          ) an hour. (空所補充)





<解答>
私たちは30分待たされました。
We ( were ) ( kept ) waiting for ( half ) an hour.

<解説>
keep 人 waiting は「人を待たせておく」という意味です。これを受動態にしたのが be kept waiting「待たされる」です。「待たされる」とは「待っている状態を keep させられる」ことなので、この keep「保つ」の部分が受動態 (be kept) になります。

<語句>
for half an hour「30分間」



A054 この写真はエッフェル塔の前で撮りました。
This photo (          ) (          ) in (          ) of the Eiffel Tower. (空所補充)





<解答>
この写真はエッフェル塔の前で撮りました。
This photo ( was ) ( taken ) in ( front ) of the Eiffel Tower.

<解説>
be+過去分詞 は「~される、~されている」という意味を表し、これを受動態といいます。この文の主語は「この写真」なので、述語動詞は「この写真」の側から見て「撮られた」という受動態にする必要があります。日本語訳で判断してはいけません。

<語句>
take a photo「写真を撮る」 (活用)take - took - taken
in front of ~「~の前で」



A055 私は笑われ、どうかしていると言われました。
I (          ) (          ) (          ) and told I was crazy. (空所補充)





<解答>
私は笑われ、どうかしていると言われました。
I ( was ) ( laughed ) ( at ) and told I was crazy.

<解説>
動詞を受動態にできるのはその動詞が目的語をとれる場合だけなので、自動詞の laugh「笑う」をこのまま受動態にはできません。「笑われる」と言いたい場合は laugh at ~「~を笑う」を be laughed at とします。いっぽう tell「~に言う」は目的語をとる他動詞なので、「言われる」は be told となります。

<語句>
laugh at ~「~を笑う」
tell の活用 tell - told - told
crazy「正気でない」


<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。

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