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自己発信力を高める英文法。第8回「助動詞①」(後半)

「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。


助動詞①(後半A036~A040)

STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。

A036 行きたくなかったら、行く必要はありません。
You don't (          ) to go if you don't want to. (空所補充)





<解答>
行きたくなかったら、行く必要はありません。
You don't ( have ) to go if you don't want to.

<解説>
have to ~ は「~しなければならない」という意味です(客観的判断に基づく強制)。否定の don't have to ~ は「~する必要はない」という意味を表します。

<比較>
don't have to ~「~する必要はない」(不必要)
must not ~「~してはならない」(禁止)

<語句>
want to = want to go
go は前出の go と重複するので省略(to は残す)



A037 私はあと2週間入院していなければなりませんでした。
I (          ) to stay in the hospital another two weeks. (空所補充)





<解答>
私はあと2週間入院していなければなりませんでした。
I ( had ) to stay in the hospital another two weeks.

<解説>
had to ~ は過去の強制を表し、「~しなければならなかった」という意味を表します。must には過去形がないので、過去の強制を表すには have to を過去形 (had to) にして用います。

<語句>
stay in the hospital「入院している」
another ~「さらに~、あと~」



A038 あなたは2時間以上待たなくてはならないでしょう。
You will (          ) to wait more than two hours. (空所補充)





<解答>
あなたは2時間以上待たなくてはならないでしょう。
You will ( have ) to wait more than two hours.

<解説>
will have to ~ は未来の強制を表し、「~しなければならないだろう」という意味を表します。will must のように助動詞を2つ並べることができないので、未来の強制は will have to で表します。

<語句>
(for) more than two hours「2時間以上」



A039  きるだけ早く医者に診てもらったほうがいいですよ。
You (          ) see a doctor as soon as possible. (空所補充)





<解答>
できるだけ早く医者に診てもらったほうがいいですよ。
You ( should ) see a doctor as soon as possible.

<解説>
should ~ には「~したほうがよい、~すべき」という意味があります。絶対的な必要性を表す must に対して、should は「するのが望ましい」というニュアンスなので提案や助言に最適です。文頭に I think や maybe を付けると、控え目な言い方になります。

<語句>
see a doctor「医者に診てもらう」
as soon as possible「できるだけ早く」(= ASAP)



A040 私は調子にのらないほうがよいと思いました。
I thought I had (          ) not push it. (空所補充)





<解答>
私は調子にのらないほうがよいと思いました。
I thought I had ( better ) not push it.

<解説>
had better ~ は「~したほうがよい」、had better not ~ なら「~しないほうがよい」という意味を表します。警告や脅しのニュアンスがあるので、目上の人に You had better (not) ~ と言うのは好ましくありません。ただし、この文のように自分のことについて述べる場合は問題ありません。

<語句>
push it「調子にのってやりすぎる」



STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、聞き取りと声出しを十分に行うことが大切です。

A036 行きたくなかったら、行く必要はありません。
You don't (          ) (          ) go if you don't want to. (空所補充)





<解答>
行きたくなかったら、行く必要はありません。
You don't ( have ) ( to ) go if you don't want to.

<解説>
have to ~ は「~しなければならない」という意味です(客観的判断に基づく強制)。否定の don't have to ~ は「~する必要はない」という意味を表します。

<比較>
don't have to ~「~する必要はない」(不必要)
must not ~「~してはならない」(禁止)

<語句>
want to = want to go
go は前出の go と重複するので省略(to は残す)



A037 私はあと2週間入院していなければなりませんでした。
I (          ) (          ) stay in the hospital another two weeks. (空所補充)





<解答>
私はあと2週間入院していなければなりませんでした。
I ( had ) ( to ) stay in the hospital another two weeks.

<解説>
had to ~ は過去の強制を表し、「~しなければならなかった」という意味を表します。must には過去形がないので、過去の強制を表すには have to を過去形 (had to) にして用います。

<語句>
stay in the hospital「入院している」
another ~「さらに~、あと~」



A038 あなたは2時間以上待たなくてはならないでしょう。
You (          ) (          ) to wait more than two hours. (空所補充)





<解答>
あなたは2時間以上待たなくてはならないでしょう。
You ( will ) ( have ) to wait more than two hours.

<解説>
will have to ~ は未来の強制を表し、「~しなければならないだろう」という意味を表します。will must のように助動詞を2つ並べることができないので、未来の強制は will have to で表します。

<語句>
(for) more than two hours「2時間以上」



A039 できるだけ早く医者に診てもらったほうがいいですよ。
You (          ) (         e) a doctor as soon as possible. (空所補充)





<解答>
できるだけ早く医者に診てもらったほうがいいですよ。
You ( should ) ( see ) a doctor as soon as possible.

<解説>
should ~ には「~したほうがよい、~すべき」という意味があります。絶対的な必要性を表す must に対して、should は「するのが望ましい」というニュアンスなので提案や助言に最適です。文頭に I think や maybe を付けると、控え目な言い方になります。

<語句>
see a doctor「医者に診てもらう」
as soon as possible「できるだけ早く」(= ASAP)



A040 私は調子にのらないほうがよいと思いました。
I thought I had (          ) (          ) push it. (空所補充)





<解答>
私は調子にのらないほうがよいと思いました。
I thought I had ( better ) ( not ) push it.

<解説>
had better ~ は「~したほうがよい」、had better not ~ なら「~しないほうがよい」という意味を表します。警告や脅しのニュアンスがあるので、目上の人に You had better (not) ~ と言うのは好ましくありません。ただし、この文のように自分のことについて述べる場合は問題ありません。

<語句>
push it「調子にのってやりすぎる」



STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。音声の聞き取りを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで声出しをすると効果的です。

A036 行きたくなかったら、行く必要はありません。
You don't (          ) (          ) go if you don't want (          ). (空所補充)





<解答>
行きたくなかったら、行く必要はありません。
You don't ( have ) ( to ) go if you don't want ( to ).

<解説>
have to ~ は「~しなければならない」という意味です(客観的判断に基づく強制)。否定の don't have to ~ は「~する必要はない」という意味を表します。

<比較>
don't have to ~「~する必要はない」(不必要)
must not ~「~してはならない」(禁止)

<語句>
want to = want to go
go は前出の go と重複するので省略(to は残す)



A037 私はあと2週間入院していなければなりませんでした。
I (          ) (          ) stay in the hospital (          ) two weeks. (空所補充)





<解答>
私はあと2週間入院していなければなりませんでした。
I ( had ) ( to ) stay in the hospital ( another ) two weeks.

<解説>
had to ~ は過去の強制を表し、「~しなければならなかった」という意味を表します。must には過去形がないので、過去の強制を表すには have to を過去形 (had to) にして用います。

<語句>
stay in the hospital「入院している」
another ~「さらに~、あと~」



A038 あなたは2時間以上待たなくてはならないでしょう。
You (          ) (          ) to wait (          ) than two hours. (空所補充)





<解答>
あなたは2時間以上待たなくてはならないでしょう。
You ( will ) ( have ) to wait ( more ) than two hours.

<解説>
will have to ~ は未来の強制を表し、「~しなければならないだろう」という意味を表します。will must のように助動詞を2つ並べることができないので、未来の強制は will have to で表します。

<語句>
(for) more than two hours「2時間以上」



A039 できるだけ早く医者に診てもらったほうがいいですよ。
You (          ) (         e) a doctor as soon as (          ). (空所補充)





<解答>
できるだけ早く医者に診てもらったほうがいいですよ。
You ( should ) ( see ) a doctor as soon as ( possible ).

<解説>
should ~ には「~したほうがよい、~すべき」という意味があります。絶対的な必要性を表す must に対して、should は「するのが望ましい」というニュアンスなので提案や助言に最適です。文頭に I think や maybe を付けると、控え目な言い方になります。

<語句>
see a doctor「医者に診てもらう」
as soon as possible「できるだけ早く」(= ASAP)



A040 私は調子にのらないほうがよいと思いました。
I thought I (          ) (          ) (          ) push it. (空所補充)





<解答>
私は調子にのらないほうがよいと思いました。
I thought I ( had ) ( better ) ( not ) push it.

<解説>
had better ~ は「~したほうがよい」、had better not ~ なら「~しないほうがよい」という意味を表します。警告や脅しのニュアンスがあるので、目上の人に You had better (not) ~ と言うのは好ましくありません。ただし、この文のように自分のことについて述べる場合は問題ありません。

<語句>
push it「調子にのってやりすぎる」



<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。


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