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自己発信力を高める英文法。第7回「助動詞①」(前半)

「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。


助動詞①(前半A031~A035)

STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。

A031 海の美しい眺めが見られます。
You (          ) see a beautiful view of the sea. (空所補充)





<解答>
海の美しい眺めが見られます。
You ( can ) see a beautiful view of the sea.

<解説>
can は「~することができる」という意味を表すことがあります(状況的可能性)。これは助動詞なので、後に動詞の原形を続けます。否定形は can't(口語)または cannot(正式)です。

<語句>
 you:一般論(誰にも当てはまること)を述べる場合に用いる
view「眺め」  of ~「~の」


A032 夏は非常に暑くなることがあります。
It (          ) be very hot in the summer. (空所補充)





<解答>
夏は非常に暑くなることがあります。
It ( can ) be very hot in the summer.

<解説>
can は「~することがある」という意味を表すことがあります(論理的可能性)。天気や寒暖、日付、曜日、時間、距離などを表す文では、主語に it を用います。<参考>It will soon be Christmas.「もうすぐクリスマスです」

<語句>
in the summer「夏に」


A033 私は起き上がろうとしましたが、そうすることができませんでした。
I tried to get up, but I (          ). (空所補充)





<解答>
私は起き上がろうとしましたが、そうすることができませんでした。
I tried to get up, but I ( couldn't ).

<解説>
couldn't は can't の過去形で「~することができなかった」という意味を表します。この文の couldn't は couldn't get up 「立ち上がることができなかった」という意味です。

<語句>
try to ~「~しようとする」
get up「起きる、起き上がる」


A034 私たちはイルカを間近で見ることができました。
We were (          ) to see dolphins up close. (空所補充)





<解答>
私たちはイルカを間近で見ることができました。
We were ( able ) to see dolphins up close.

<解説>
be able to は「~することができる」という意味です。この文のように肯定文で過去の1回きりの行為について「~することができた」というときは、was [were] able to を用います(could は不可)。

<区別>I could swim when I was five.
「私は5歳のとき泳ぐことができた」(過去の1回きりの行為ではない)
※否定文ではこの区別がありません。

<語句>
up close「間近で」


A035 この本、ぜひ読んでください。素晴らしいですから。
You (          ) read this book.  It's amazing. (空所補充)





<解答>
この本、ぜひ読んでください。素晴らしいですから。
You ( must ) read this book.  It's amazing.

<解説>
この must は「~しなければならない、ぜひ~してください」という意味です(主観的判断に基づく強制)。「~しなければならない」と言うとき一般には have to(客観的判断に基づく強制)のほうが好まれますが、主観的判断に基づく強制や、指示などによる強制には must が用いられます。

<参考>
All assignments must be handed in by the due date.
「課題はすべて期日までに提出すること」(指示)

<語句>
it's = it is
amazing「驚くほどよい、素晴らしい」(形容詞)



STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、聞き取りと声出しを十分に行うことが大切です。

A031 海の美しい眺めが見られます。
You (          ) (          ) a beautiful view of the sea. (空所補充)





<解答>
海の美しい眺めが見られます。
You ( can ) ( see ) a beautiful view of the sea.

<解説>
can は「~することができる」という意味を表すことがあります(状況的可能性)。これは助動詞なので、後に動詞の原形を続けます。否定形は can't(口語)または cannot(正式)です。

<語句>
 you:一般論(誰にも当てはまること)を述べる場合に用いる
view「眺め」  of ~「~の」



A032 夏は非常に暑くなることがあります。
It (          ) (          ) very hot in the summer. (空所補充)





<解答>
夏は非常に暑くなることがあります。
It ( can ) ( be ) very hot in the summer.

<解説>
can は「~することがある」という意味を表すことがあります(論理的可能性)。天気や寒暖、日付、曜日、時間、距離などを表す文では、主語に it を用います。<参考>It will soon be Christmas.「もうすぐクリスマスです」

<語句>
in the summer「夏に」



A033 私は起き上がろうとしましたが、そうすることができませんでした。
I tried to get up, but (          ) (          ). (空所補充)





<解答>
私は起き上がろうとしましたが、そうすることができませんでした。
I tried to get up, but ( I ) ( couldn't ).

<解説>
couldn't は can't の過去形で「~することができなかった」という意味を表します。この文の couldn't は couldn't get up 「立ち上がることができなかった」という意味です。

<語句>
try to ~「~しようとする」
get up「起きる、起き上がる」


A034 私たちはイルカを間近で見ることができました。
We were (          ) (          ) see dolphins up close. (空所補充)





<解答>
私たちはイルカを間近で見ることができました。
We were ( able ) ( to ) see dolphins up close.

<解説>
be able to は「~することができる」という意味です。この文のように肯定文で過去の1回きりの行為について「~することができた」というときは、was [were] able to を用います(could は不可)。

<区別>I could swim when I was five.
「私は5歳のとき泳ぐことができた」(過去の1回きりの行為ではない)
※否定文ではこの区別がありません。

<語句>
up close「間近で」



A035 この本、ぜひ読んでください。素晴らしいですから。
You (          ) (          ) this book.  It's amazing. (空所補充)





<解答>
この本、ぜひ読んでください。素晴らしいですから。
You ( must ) read this book.  It's amazing.

<解説>
この must は「~しなければならない、ぜひ~してください」という意味です(主観的判断に基づく強制)。「~しなければならない」と言うとき一般には have to(客観的判断に基づく強制)のほうが好まれますが、主観的判断に基づく強制や、指示などによる強制には must が用いられます。

<参考>
All assignments must be handed in by the due date.
「課題はすべて期日までに提出すること」(指示)

<語句>
it's = it is
amazing「驚くほどよい、素晴らしい」(形容詞)



STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。音声の聞き取りを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで声出しをすると効果的です。

A031 海の美しい眺めが見られます。
(          ) (          ) (          ) a beautiful view of the sea. (空所補充)





<解答>
海の美しい眺めが見られます。
( You ) ( can ) ( see ) a beautiful view of the sea.

<解説>
can は「~することができる」という意味を表すことがあります(状況的可能性)。これは助動詞なので、後に動詞の原形を続けます。否定形は can't(口語)または cannot(正式)です。

<語句>
 you:一般論(誰にも当てはまること)を述べる場合に用いる
view「眺め」  of ~「~の」



A032 夏は非常に暑くなることがあります。
(          ) (          ) (          ) very hot in the summer. (空所補充)





<解答>
夏は非常に暑くなることがあります。
( It ) ( can ) ( be ) very hot in the summer.

<解説>
can は「~することがある」という意味を表すことがあります(論理的可能性)。天気や寒暖、日付、曜日、時間、距離などを表す文では、主語に it を用います。<参考>It will soon be Christmas.「もうすぐクリスマスです」

<語句>
in the summer「夏に」



A033 私は起き上がろうとしましたが、そうすることができませんでした。
I tried to get (          ), but (          ) (          ). (空所補充)





<解答>
私は起き上がろうとしましたが、そうすることができませんでした。
I tried to get ( up ), but ( I ) ( couldn't ).

<解説>
couldn't は can't の過去形で「~することができなかった」という意味を表します。この文の couldn't は couldn't get up 「立ち上がることができなかった」という意味です。

<語句>
try to ~「~しようとする」
get up「起きる、起き上がる」


A034 私たちはイルカを間近で見ることができました。
We were (          ) (          ) see dolphins up (          ). (空所補充)





<解答>
私たちはイルカを間近で見ることができました。
We were ( able ) ( to ) see dolphins up ( close ).

<解説>
be able to は「~することができる」という意味です。この文のように肯定文で過去の1回きりの行為について「~することができた」というときは、was [were] able to を用います(could は不可)。

<区別>I could swim when I was five.
「私は5歳のとき泳ぐことができた」(過去の1回きりの行為ではない)
※否定文ではこの区別がありません。

<語句>
up close「間近で」


A035 この本、ぜひ読んでください。素晴らしいですから。
You (          ) (          ) this book.  (          ) amazing. (空所補充)





<解答>
この本、ぜひ読んでください。素晴らしいですから。You ( must ) read this book.  It's amazing.

<解説>
この must は「~しなければならない、ぜひ~してください」という意味です(主観的判断に基づく強制)。「~しなければならない」と言うとき一般には have to(客観的判断に基づく強制)のほうが好まれますが、主観的判断に基づく強制や、指示などによる強制には must が用いられます。

<参考>
All assignments must be handed in by the due date.
「課題はすべて期日までに提出すること」(指示)

<語句>
it's = it isamazing「驚くほどよい、素晴らしい」(形容詞)


<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。


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