お金はあなたを幸せにしない【内なる人で判断する】
「お金はあなたを幸せにしない」
今このノートを見て下さっている何人の方が、共感するでしょうか。
人生のゴールとして、幸せになることを挙げる人は少なくない。
しかし、一方で大富豪になることと挙げる人はほとんどいない(稀にいるかもしれないが、、)。
現代、人々の思考の深さも年々深くなり、考えの水準も、特に先進国において顕著に高くなりつつある。
そして多くの人が、お金じゃ自分は幸せになれない、ということに気付き始めている。
しかし、人々の行動を見てみると、お金や目先の利益に目を狂わされている人が依然として多いようにもみえる。
なぜか。
上記のことを、多くの人々は何となく感じてはいるが、確信には変わっていないからである。
だから、自分が実際にお金持ちを経験しないとわからないのである。
そして死ぬ間際になってやっと、自らの人生の虚しさを悟るようになる。
だから、自らの悟りの目を開き、目を覚まさなければいけない。
今の混沌とした世の中での権威、名誉に溺れて、人生の敗者になる人があまりにも多すぎる。
世の中のお金、権威、名誉が死後の世界で何をもたらすというのか。
幸せは目には見えないし、完璧に測ることも不可能である。
にもかかわらず、人を目に見える要素だけで判断し、勝手に不幸であると決めつける。
果たして、どちらが不幸なのか。
よく、
お金は自らを自由にする。いくらあっても困らないじゃないか。
と主張する人がいる。
それは間違いではない。
しかし、考えの成長しきっていない人が自由を手にしたところで、幸せになれるのか。
幸せになる方法を知らない人が、誰かを幸せにできるのか。
愛を知らない人が、誰かを愛せるのか。
不可能である。
私は決してお金を稼ぐことが悪いことだと主張しているわけではない。
ただ、順序がおかしいのだ。
考えが成長しておらず、そのような人の内面を疎かに扱っている人ほど、お金に執着するようになる。
考えが未熟なこと故に、幸せになるための正しい選択の方法を知らない。
とりあえず、お金。
その考え方が、危険なのだ。
現実をみろよ。
そのように述べる人の言葉には、もはや耳を傾ける時間さえ勿体ない。
現実に打ち負け、それを環境のせいにして、さらには、そのくだらない考えを広めようとする人は認識が誤っている。
認識を正さなければいけない。
私たちは、成長しなければいけない。
成長とは何か。
考えの次元が上がることである。
そして行動の水準、生活の質、人生の質が向上する。
まずは、目には見えないものを成長させなければいけない。
それに気付くのが、遅くなってはいけない。
今あなたが不幸ならば、認識を変えなければいけない。
この世界中の人々に共通する不幸など存在しない。
そして、お金に人生を振り回されている人は、認識を変えなければいけない。
本当に今あなたが必要なのはお金なのか。
それは本当にあなたが死ぬ時の幸福を保障してくれるものなのか。
お金があなたの人生に責任を持ってくれるのか。
私はまだ1人の大学生であり、コイツに人生の何が分かるんだ、と考える人もいるかもしれない。
そのように思う人こそ、認識を正す必要があるのだ。
なぜ人を目に見える要素だけで判断できるのか。
金の亡者に踊らされてはいけない。
常に、内なる人に着目しなければいけない。
あなたが真に幸せな人生を、手にするために。
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