見出し画像

『トッカン 徴収ロワイヤル』(高殿円 著)

【内容】
東京国税庁の新米の特別徴収官ぐー子の活躍を描いた短編集。

※少しネタバレ(?)します。

【感想】
これまでの長編3作は、幾つかの事件が同時並行して起こった中で話が進行していくのですが、今回は短編集なのでそれぞれテーマを絞った話になっていました。
国税庁の恋愛結婚事情や出世競争、他役所との自己認識とか、とても興味深く読みました。

軽くテンポの良い文体と、軽快な会話で、気楽に読めつつも、最後はちゃんと得した気分になれる本でした。

https://www.hayakawa-online.co.jp/smartphone/detail.html?id=000000013822

この記事が参加している募集

#推薦図書

42,541件

#読書感想文

189,141件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?