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【Q:「最後に何か質問ある」という質問・・・どうしたらいいの?】

こんにちは、転職SOS 人材業界の中の人です。

今日は人材業界の中で働いているとよく受ける質問「Q&Aシリーズ」です。今日は【Q:「最後に何か質問ある」という質問・・・どうしたらいいの?】について書きたいと思います。


この質問、面接で必ずありますよね。

転職活動をしている友人からこの質問をされると以下のように答えます。

・相手の立ち位置にあわせた質問をすること

・何を聞くかよりも聞き方が重要である

僕も週に3回くらい今でも学生や中途採用の面接をしますが、必ず聞きます。この質問の回答内容だけで合否を決めることはありませんが、この質問をするとやっぱり「嬉しい/いいね!」と思う人と「いやーがっかり」という人は確かに分かれます。

いろいろ書いていきますね。


◇相手の立ち位置にあわせた質問をすること

これは当たり前ですね。

例えば面接官が

配属先の課長/MGRだった場合:実際の仕事内容、実務内容について

人事:人事制度、働く条件、会社全体の社風などについて

役員:事業の方向性、会社の方向性

上記のようなテーマにそった質問をしないと「的を得ていない人」だと思われてしまうので気を付けましょう。


◇「最後に何か質問ある」の質問の意図

では、この質問をする際の質問の意図について面接官視点で記載します。

この質問の意図は下記かなと思います。

①純粋に面接は相互理解の場なので、わからないことがあれば聞いてほしい

②どれくらい志望度があるのかを推し量る


①については言葉の通りでそのままですね。

②の意図で聞かれているときってこの質問はけっこう注意が必要かもしません。

意図をもう少し深堀すると・・・・

「どれくらい志望度があるのかを推し量る」というのは、会社に興味を持ってくれているなら自分なりに調べたりしてくれているものだと思って面接官は面接をしています。なので、以下の点を抑えて質問をするといいと思います。

・調べていくうえでどういう疑問が出てきたのか

・自分たちの会社で働くイメージをもとうとしたときにどういう疑問が出てきたのか、イメージを持つうえでどこのイメージがもてていないのか

同じ内容を聞こうとしても上記の点を抑えた質問の仕方をするかどうかでだいぶかわります。


◇何を聞くかよりも聞き方が重要である

この質問の場合、なにを聞くかよりも下記の点を抑えた聞き方ができるかが重要だと思います。

・調べていくうえでどういう疑問が出てきたのか

・自分たちの会社で働くイメージをもとうとしたときにどういう疑問が出てきたのか、イメージを持つうえでどこのイメージがもてていないのか


例えば営業職で面接をした際に「製品の強みを知りたい」と思って質問をしたとしましょう。


NG例:貴社の製品の強みは何ですか?

OK例:もう少し働くイメージを持ちたいという意図での質問なのですが、貴社の製品は〇〇な点が強みなのかなと思っています。まずその点はあっていますか?また具体的にはどういう点をお客さんが評価してくれて、逆にどういう理由で他社に負けたりするのでしょうか?


営業企画職でどういう部署とやりとりするのかを聞きたいとするとしましょう。

NG例:どういう部署でやりとりするのでしょうか?

OK例:営業企画職なので、営業部の課長や部長職の方との連携が多いと思うのですが、その他に企画業務をするうえでマーケティングや事業企画といった部署とやりとりすることは多いでしょうか?あるとすればどういう内容をどういうタイミングでそれぞれとすり合わせていくのか具体的に教えてほしいです。


このように同じ質問をするのでも、全く印象が異なるし、「あ、この人はこの会社で働くイメージを持っている、自分なりに調べたり、仮説をたてた上で面接に参加している」=「一定の志望度をもっている」と思ってもらえると思います。


以上です!!

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