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プラシーボ効果は緊張緩和に繋がる

プラシーボ効果

プラシーボ効果とは、偽薬(全く効力のない薬)を飲んだにも関わらず、効力のある薬を飲んだという思い込みによって症状が和らぐ現象のことです。

近年の研究によって、プラシーボ効果の効力が証明されています。
効果のある薬を投与したという期待感によって、ドーパミンの分泌量が変化し、結果的に症状の緩和に繋がることが明らかになっています。

私はこのプラシーボ効果によって、あがり症の症状を緩和することができた経験があります。

あがり症とプラシーボ効果

あがり症で苦しんでいた高校生の頃に、誰にも頼ることができずに薬に頼ることを考えました。

あがり症で毎日悩んでいた時期にCMでアロパノールという市販薬(飲み薬)の宣伝がされており、僅かながらのお金を握りしめて薬局に向かいアロパノールを購入しました。
極度のあがり症で悩んでいた私にとって、市販薬を手に入れたときの安心感は絶大でした。実際に発表前にアロパノールを飲むすることで緊張を緩和させることができました。発表の度に声が震えていたが、アロパノールの効果により声の震えの収まりを実感しました。

アロパノールに対して感動した覚えがあります。

実際に購入したアロパノールを紹介しておきます。飲み薬のリンクが見つからなかったので、錠剤の方を添付しました。

そこからアロパノールに頼る生活を送ろうと思ったのですが、高校生の頃はお金がなく何度も購入することができませんでした。
そこで考えたのがアロパノールの容器に水を入れ、水で薄めたアロパノールを飲むという考えです。

水で薄めたアロパノールを飲んだにも関わらず、薬の効果を実感することができました。
後々、この現象はプラシーボ効果によるものだと分かりました。

まとめ

私はあがり症緩和のために市販薬に頼りました。しかし、最終的には薬の効力ではなく、プラシーボ効果によって緊張を緩和させていました。
あがり症の人は辛すぎて薬に頼りたくなる時期もあるかと思います。薬に頼ることは決して悪くありません。薬とプラシーボ効果を駆使して、大人数の前での発表に慣れていきましょう。

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