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採用試験を受けに行った時に見てくるべきこと・10(教員間のやりとり編)

前回の記事はこちら。

前回は、筆記試験の難易度について述べた記事でした。

今回の記事は、筆記試験の前後や面接試験にかけて応募側が気にして欲しいことを書いていきたいと思います。

1.その学校で採用試験を運営している教員を見る

筆記試験であれば、募集している教科ごとに部屋に分けられることも少なくないと思います。

その際、質問が出た場合に対応することができるように、大抵の場合はその教科の担当教員が試験監督にあたっていることが多いと思います。

もちろん、これも絶対ではなく、応募人数がそもそも少ない場合などは、いくつかの教科をまとめて試験監督をすることもあると思います。

そうすると、試験監督をしている先生方の雰囲気とか佇まいからいろんなことが見て取れます。

一定の年齢を越えていて、指示を出したり、運営したりしている先生は、もしかしてその学校の教科主任の先生なのかな、とか。

それ以外にも、若い先生が意外に多いな、とか。

先生たちが意思疎通をしながらうまく仕事を回しているな、とか。

A先生「しまった、これとこれ忘れた!」

B先生「あ、じゃあそれ、僕が連絡してやってきます(率先してにこやかな笑顔とともに颯爽と立ち去る)」

A先生「C先生はここで試験監督を続けてて」

C先生「了解です!」

みたいな感じです。

自分が採用された場合の、職場の雰囲気のようなものを感じるような会話が聞ければラッキーですね。

2.年齢層は気にしてみよう

私自身も働いていたことがあるので、1つ注意したいことがある。

いい先生からやめていってしまう職場は、定年退職が近いようなベテランの先生が残り、中間層がいなくなってしまっているという場合がある。

そういう場合に、毎年のように採用選考を繰り返し、若手を採用し続ける。

しかし、育てた若手も結局はその学校に定着せずに、去って行ってしまう。

そうなってしまうと、負の連鎖のように、若手とベテランだけの職場になってしまう。

首都圏エリアでは、近隣県で経験を積み、都内のより待遇の良い学校へ潜り込むような動きも感じる。

もちろん、首都圏だけに限った話ではないのだけれども。

学校の中を案内している先生が、妙に若い先生たちばかりではないか、など気にしてみるといいかもしれない(もちろん若手を中心に駆り出されているだけで中堅層もいる職場かもしれないけれど)。

3.おわりに

学校の中の様子は、ちょっとしたことでも気になることがあります。

教員経験者であれば、なおさらです。

今回はちょっとそういう視点を養ったところで、次回の面接試験につなげていきたいと思います。

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