ネズミの作り方!?~へんな学説 Vol.1 生物自然発生説〜
10年くらい前に出会ってから、衝撃的すぎてずっと頭に残っていたのがこのネズミの作りかた。いつか記事にしようと思っていました!きっと本当にネズミが湧いたんでしょうね、これで。。。(汚れたシャツって誰のだよ!と思わず突っ込みたくなる)
現代では理解し難いのですが、「生き物は自然に発生する」と考えられていたそうです。顕微鏡もない時代なので、十分な観察の結果そうとしか言えない!ということで長い間人々の常識でした。(日本でも「虫がわく」と言いますね!)西洋では自然と、錬金術で生命を作り出せる、という発想に結びついたようです。
いつからこの説が信じられていたかというと、意外と古かった。
2000年余りが経った頃...
※複数の条件を比較する対照実験という手法で、科学が未成熟だった当時は画期的だった(ちなみにレディさんの本職は詩人だ)。
この後、論争の舞台はどんどん小さくなり、ついに細菌の世界へ...(見えない!)。紆余曲折を経て、19世紀にパスツールが煮沸で滅菌処理をしたことで、やっと下火になりました。ちなみに、食べ物の保存技術にとても役だったそうです!やったね!!
ただ、個人的には最初の生命誕生は、結局どうなの??という疑問が...そこでいつかまた、生命自然発生説が蘇ってくるかもしれません!
【参考文献】
科学史年表 (中公新書)
科学偉人伝―まんが 発明発見の科学史
Wikipedia
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