アザミン

世の中を築いてきた、ちょっと変わった天才達のエピソードを、妄想しながらキャラ化して紹介…

アザミン

世の中を築いてきた、ちょっと変わった天才達のエピソードを、妄想しながらキャラ化して紹介してます。平凡な世の中に刺激をくれる天才達に敬意を込めて。ご連絡はTwitterのDMまでお願いします。

マガジン

  • 天才バンザイ!!~偉人面白エピソード~ [科学革命人物編]

    天動説から地動説へ世の中のスタンダードを変えていった科学革命。ここでは、コペルニクス、ジョルダーノ・ブルーノ、ティコ・ブラーエ、ヨハネス・ケプラー、ガリレオ・ガリレイ、ニュートンを中心に紹介していく予定です。

  • ニュートン家の事情 (歴史創作マンガ)

    孤独な天才科学者、アイザック・ニュートンが、姪のキャサリンに心を開くまでのお話です。史実を元にした歴史創作。

  • へんな学説~むかし信じられていた理論~

    むかしの常識は、今の非常識か、はたまた温故知新か!? 時代が変われば見方も変わる。むかし信じられていた色々な学説をイラストと文で紹介します!

最近の記事

望遠鏡の発見を知った時のケプラーの反応

皇帝付きの報道官ヴァッカー。ニュースに興奮して馬車から降りもせずにケプラーに話したヴァッカーと、それを聞いて興奮しすぎてその場にへたり込みそうになったケプラー。そこで自分達が間違ってたかもしれない、と笑い合っちゃうのが、懐広くて良いなぁと。 普通は苦労して作り上げた学説は、守りたいと思いそうなのですが、ケプラーは気に入った説があれば自分の説に固執しない気質だったらしいです。 このあと、皇帝からガリレオの本(星界の報告)を数日借りて読むことができたケプラー。その後ヴァッカー

    • 地動説を題材にしたミュージカル 「シデレウス」 の感想

      シデレウスという、ガリレオの地動説発見から裁判までの話を題材にしたミュージカルに行ってきました! あらすじはこんな感じです。 失敗に慣れてしまった中年の数学者、ガリレオ・ガリレイ。ある日、ヨハネス・ケプラーと名乗る人物から手紙が届く。ケプラーは宇宙のモデル「宇宙の神秘」を証明したいという。若くて想像力に溢れるケプラーの情熱を最初は煙たがっていたガリレオだったが、次第に彼のまっすぐな情熱に押され、地動説の研究にのめり込んでいく… 元々は韓国の大ヒットミュージカルで、日本に上

      • Barコペルニクス 6話

        Barコペルニクス、とうとうアイザック・ニュートンの召喚です。 引きこもりのニュートンをどうやってバーに引っ張り出すかが一番の悩みどころでした(笑) ニュートンは贋金造りを捕まえるために自らパブに行って情報収集をしていたのが元ネタです。さらには自ら尋問したりスパイを放ったりしてました。 ニュートンはかなりダークサイドも充実している人物で過去こんな記事を書いていました。 ハレーはニュートンの数少ない友人で、ニュートンに万有引力の法則を出版するように強く勧めて、出版の費用も負

        • Barコペルニクス 5話

          Barコペルニクス、今回は不在のコペルニクス先生です。 『天体の回転について』の本ができた当日に亡くなったそうですが、その後の反応を天国で追いかけていたら、こうなりました(笑) いつかファンたちに囲まれて、ハッピーな天国ライフを送れることを信じています。 オマケ) その頃のコペルニクス 先生 コペルニクスとレティクスについては、過去にこのマンガで紹介していました♪ かなりふざけたタイトルですが… (^^;) 今回もお読みいただきありがとうございました。 それではまた次

        望遠鏡の発見を知った時のケプラーの反応

        マガジン

        • 天才バンザイ!!~偉人面白エピソード~ [科学革命人物編]
          22本
        • ニュートン家の事情 (歴史創作マンガ)
          8本
        • へんな学説~むかし信じられていた理論~
          4本

        記事

          Barコペルニクス 4話

          ケプラーに続き、ティコ・ブラーエの登場です。 ティコ・ブラーエは財力を生かして城に巨大な観測器具をつくった、当時のトップ観測者でした。 ガリレオが望遠鏡を発明する前に亡くなったのですが、もし望遠鏡の噂を聞いていたら、間違いなく巨大望遠鏡を開発したはず…!ティコの望遠鏡があったら見てみたかったです。 ケプラーがデータ欲しさにティコを毒殺したというケプラー疑惑については、過去記事で紹介していました。結論から言うと無実っぽいです。いつか真相解明するといいですね。 今回もお読み

          Barコペルニクス 4話

          Barコペルニクス 3話

          Barコペルニクス、3話目はガリレオとケプラーです! ケプラーへのツケが多すぎるガリレオ、絞られています。 ケプラーは学校の同級生の仲が悪かった人たちのリストをつらつらと書き残していてかなり根に持つタイプかなーと思っていますw 何故かガリレオのことは好きだったみたいですが、さすがにこんだけやられたらね…(^^;) 二人の関係は、こちらのマンガでも紹介しています。 お読みいただきありがとうございました。 それではまた次のお話で。

          Barコペルニクス 3話

          Barコペルニクス 2話

          天国で科学革命の関係者がぶっちゃけトークするBarコペルニクス。第2話は、地動説で有罪にされたガリレオ裁判のぶっちゃけトークです。 「それでも地球は動く(回っている)」の有名なセリフは本当だったらかっこよかったんですが、もしそんなことをこの場で言ったら間違いなく許されなさそうなので、後世の創作とされています。 一方教皇がガリレオに激怒したのは理由は諸説あれど本当らしいです。問題のキャラは、「天文対話」に登場するアリストテレス学派の「シンプリチオ」。誰が聞いても"単純”とい

          Barコペルニクス 2話

          Barコペルニクス 1話

          天国で科学革命の関係者がぶっちゃけトークする企画。 一回目は地動説を唱えて火刑になったブルーノと彼を裁いた異端審問官のベラルミーノです。 ベラルミーノは何度もブルーノの牢屋に足を運んでて、そこでブルーノが自己弁護書類を書くための紙を与えたりしてるのですが、ブルーノの答弁書を読んでショックを受けただの、(多分自傷させないよう)コンパスとナイフは渡さなかっただの、色々気を揉んだという実話があって、こうなりました(^^) 2人とも神父でトマス・アクィナスという神学者が大好きなの

          Barコペルニクス 1話

          偽書の傑作「台湾誌」が面白すぎた

          愛聴している世界の奇書ゆっくり解説様の「台湾誌」が面白すぎて思わずまとめさせていただきました! どんな内容かは以下をご覧下さい。 とにかく彼の妄想台湾が完璧すぎてある意味すごい。そしてハレーのツッコミが冴えてる!さすが天文観測のために世界各地を航海しただけのことはあります。 ニュートンはもっとアジアの知識強化してほしい(笑) 奇書解説さんの動画はこちらから! ここに至るまでの詐欺師仲間の馬鹿し合いや、日本人を名乗っていたエピソードもあり、抱腹絶倒でおススメです!

          偽書の傑作「台湾誌」が面白すぎた

          もしもローマの異端審問に捕まったら…15世紀の異端者獄中生活

          最近読んだ『評伝 カンパネッラ』という本に紹介されていたキリスト教の異端者の獄中生活が興味深かったのでまとめてみました。(カンパネッラは異端の修道士です) 観光名所のサンタンジェロ城がまさかの牢獄という…。しかし想像より良さそうな環境で意外でした!この時代にしては週二回の洗濯とタオル交換とか清潔な感じ…(←そこか) 異端審問と聞くと魔女狩りのようなひどい拷問のイメージがありますが、ローマの異端審問所は各国がむやみな裁判をしないように監視する役目を持っていたとか。なので、別の

          もしもローマの異端審問に捕まったら…15世紀の異端者獄中生活

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          ガリレオ meets ブルーノ (歴史創作)

          ガリレオ meets ブルーノ (歴史創作)

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          ニュートン家の事情 あとがき

          ニュートンを妄想の中で幸せにしよう…!と決めてから約一年半、ようやく完結しました(^^; 創作の中のニュートンというキャラクターは自分史上、最高難易度のキャラクターで、何度もネームを書き直して、真っ白で浮かばないこともしばしば、気づくとこんなに時間かかってしまいました。色々と至らない点があったと思いますが、自分の中ではなんとか納得のいくラストが描けたかなと思っています。今回完結できたのは、とても良い経験になりました。 ということで、この完結記念のハイテンションに任せて、

          ニュートン家の事情 あとがき

          完結したニュートン家の事情、コミチさんに、今日のおすすめに選んでいただきました。ありがたいです!孤独な天才アイザック・ニュートンとその姪キャサリンが一つ屋根の下に暮らすお話です。 https://twitter.com/comici_jp/status/1475375907477110789

          完結したニュートン家の事情、コミチさんに、今日のおすすめに選んでいただきました。ありがたいです!孤独な天才アイザック・ニュートンとその姪キャサリンが一つ屋根の下に暮らすお話です。 https://twitter.com/comici_jp/status/1475375907477110789

          【ニュートン家の事情】最終話(後編) 大切な人

          ニュートン家の事情最終話 後編。病に倒れるキャサリンを前に、ついに秘密の箱を開けるニュートン。封印していた真理の探求の奥底に、彼が本当に求めていたものとは... 最終は前編はこちら:https://note.com/tensai_banzai/n/n51cd6fd01c9c

          【ニュートン家の事情】最終話(後編) 大切な人

          【ニュートン家の事情】最終話(前編) 秘密の箱

          天才科学者で引きこもりのニュートンと、姪のキャサリンのロンドン同居物語、最終話(前編)。 地下室で見つけた箱。そこに居合わせたニュートンは、とうとう隠していた秘密を語る。そのとき姪のキャサリンは... (この物語は、史実をもとにしたフィクションです。) 最終話後編:https://note.com/tensai_banzai/n/n5f331fbd9821

          【ニュートン家の事情】最終話(前編) 秘密の箱

          倫理のおもひで

          不意に思い出した、高校時代の倫理の思い出です。独学で誰にも語る相手がいなかったので、この場で発散してます(笑) 教科書は薄いけど、内容は超濃かった倫理... 読んでも「なるほど分からん!」てな感じで基本理解に苦しみます。そして深く理解するために本を読んで、やっぱり理解できなかったりして悶絶しますが、たまに分かったとき、悟りを開いたような賢者の気分になれます(笑) 高校の教科書はすべて処分しましたが、この倫理の用語集だけは、未だにずっと手元において、折りに触れ見返して

          倫理のおもひで