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望遠鏡の発見を知った時のケプラーの反応

皇帝付きの報道官ヴァッカー。ニュースに興奮して馬車から降りもせずにケプラーに話したヴァッカーと、それを聞いて興奮しすぎてその場にへたり込みそうになったケプラー。そこで自分達が間違ってたかもしれない、と笑い合っちゃうのが、懐広くて良いなぁと。

普通は苦労して作り上げた学説は、守りたいと思いそうなのですが、ケプラーは気に入った説があれば自分の説に固執しない気質だったらしいです。

このあと、皇帝からガリレオの本(星界の報告)を数日借りて読むことができたケプラー。その後ヴァッカーの所を訪ねて、話の流れで先に読んだことを白状すると、自分より先に読んじゃったことに激おこだったらしいです(笑)

因みにこの話、ケプラーがガリレオ宛てに書いた手紙に書かれています。興奮冷めやらぬケプラーは、ぜひ詳しい話を聞きたいし自分の本の感想も聞きたいと熱望しましたが、ガリレオからの返事にあったのは、この発見で1000ドゥカーテンの哲学者になった!という金持自慢ばっかりでした。ガリレオ〜〜(^^;

参考文献
ケプラーとガリレイ: 書簡が明かす天才たちの素顔 https://amzn.asia/d/d0BPRNI

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