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迷った時は

ー迷った時は入り口に戻るこった。
『ちむどんどん』で三郎さんが暢子に言っていた。そうか、そうだよねぇ、初心忘るべからずと言うよね。初心は私、いったいどんなだったんだろう。

怖かったよね、緊張して手汗がたいへんなことになってたよね。胃のあたりが高いところから下を覗き込んだときみたいにヒューってなってたよね。それでも、やったんだよね。

苦もなくできることを人は勇気とは言わないし思わない。私の勇気とあなたの勇気は同じ場面で発揮されることはないかもしれない。でもあなたも私もふたりとも、エイヤッと思いきってそれをやったことにはかわりない。それはとても尊いと思う。

前回がいつだったのか忘れそうなぐらい久しぶりの対面セッションでした。それでも忘れてなかったし、とてもいい時間だった。
ご自分のことを洗いざらい喋ったように思われていたけど実はぜんぜん喋れてなくて、それでも展開されたカードの1枚1枚にとても驚かれて、納得されていました。人のお世話をしすぎて自分を構わなさすぎて、サービス精神を人にだけ発揮していてご自分への労いをされてなくて。ほしいものの話をされていたけど、何がほしいかわからなくなっていたみたいです。

状況や抱えている悩みは違っていても、やはり同じ要素のある方がおみえになる。私と。
これはオーラソーマをやっていた頃から実感としてあって、自分に関係ない人は目の前に現れてはこないのですね。
何度ひいても同じカードが出るのをみてさすがに降参されたよう。いちばん苦手なことを、やってみると言ってお帰りになりました。
私も、苦手なことをやってみる。私のために。私が私をしあわせにする、ただその一点のために。彼女からのいい報告を待ちつつ、私も動きます。



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