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鍼灸師の高血圧治療


鍼灸治療は二千年前の原点に沿って治療するので、高血圧治療は載っていません。

近年にになって血圧計が普及してからだと思いますが、血圧に対する治療が鍼灸でも行われてきました。

低血圧にはお灸が効果的と読んだことがありました。

高血圧の治療にはこの手法でと言うのはありません。

患者さんが降圧剤を服用されていると聞いた時は、一番苦しまれている病気の治療に高血圧対策を加えました。

そのぐらいでも血圧が正常になるものでした。

1 東洋医学だけで自分の高血圧治療は難しい

東洋医学は気を調整して治す医学、気の医学と言われています。

気の調整をして治すこともあるのですが、診断にも両手を使って気を測ります。

それだけでも自身を治療することは至難の業です。

西洋医学でも高血圧治療には様々な診断、様々な治療法が日々開発されているようです。

2 とうとう脳出血を発症しました

12年ほど前にとうとう脳出血を起こし、救急車に乗ることになりました。

タンカに乗って病院に行く前に救命士に聞きました「血圧はいくつですか?」「270ありました」

それでは倒れるのも当然だなと思いました。

結構重症だったことが分かったのは、昨年か今年になってから当時のMRI写真を見せられたからでした。

ポッカリ脳幹部に穴が大きく開いたままでした。良く生き残ったものでした。

3 NHK番組をみて自分の高血圧の原因を理解しました

退院して半年ぐらい経過したころだったか、NHK番組で「キラーストレス」NHKの造語が放送されました。

扁桃体が強いストレスを受けると、副腎に命令しコルチゾールホルモンを大量に分泌させ、血管を収縮させて血圧を上げさせるるシステムがあるそうなのです。

このシステムは祖先が何百万年か前に捕食される存在であった時に備わったメカニズムが、現代に我々の体に残っているそうなのです。

危ない喰われるかもしれない、そう思った時にドーパミンが大量に排出され心臓が早鐘のように打ち、副腎からコルチゾールが出て血管が緊張し血が急激に流れ、そして敵から逃れる準備ができることになる。

それが現代の人間にも受け継がれているシステムだそうです。

ただ強いストレスが急にかかると、脳出血を起こし死に至ることもあります。

この番組を見た後に「ああそういう事だったのか。まさに私が鍼灸学校に通い開業し、すべてのストレスが重なったのだと分かりました」

それでその時は見つけていた、扁桃体と副腎のツボに3本の鍼を刺しました。

すると突然身体が動かなくなりました。

血圧が下がりすぎたからです。

鍼灸師の学習の弱点はここのところ、ホルモン分泌などの知識と対策にあるかもしれません。

4 現代に多いキラーストレス

現代には様々なストレスが過剰にもあります。

他人には何でもないことが、当人には大きな負担となることもあります。

このような原因だと医師も降圧剤の処方ぐらいで、根本的な対策はむずかしいかもしれません。

根本原因がストレスとなると、簡単な対処は難しいと思いますが。

5 昨晩キラーストレスを治療した結果

梅雨の時期体調が悪くなります。

湿度が高くなることもあるでしょうし、気温が急激に上下することなどが考えられます。

毎朝の血圧測定で1回目の測定値が高めに出ます。

深呼吸をするとある程度下がるのですが、それでは健康な数値とは言えません。

そろそろその季節になって来たなと感じました。

昨晩計測すると、高い方が160になり測り直すと170に上がりました。

驚きますよね。

思い当たるような強いストレスはないのにも係らずです。

以前より自分の治療方法も進化しているので、鍼治療を始めました。

以前は1つのツボに1本の鍼を刺していました。

今はそのツボに必要なだけ鍼を刺すようになりました。

治療は30分です。

1回目は 130台後半 2回目は110台になりました。

今朝起きて血圧を計測しました。

130台140台後半でしたので治療をしました。朝食後計測すると110台後半になりました。

特に思い当たる原因がない、このようなものは「あの映画エイリアンのようなものが体の中にいるようなものです」

何しろ血管は10万キロメートルもあるらしいので、治療するにも困ってしまいます。


まとめ

高血圧の原因は心臓か腎臓に問題がある時はその治療で対処される。それ以外肥満などの生活状況にに由来するもの、仕事など環境に由来するものがある。

意外と血圧対策は一筋縄では対処できないものです。早め早めの対策が必要になります。

サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。