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プレゼンテーションはコミュニケーションと同義。身につけると強い。

プレゼンテーションは、苦手である。
できれば、プレゼンテーションはやりたくない。
日本人ってプレゼン下手だよね(僕が言ったわけではない)。

僕もそう。

プレゼンテーションは多く経験しているけど、なかなか上達しない。
やっぱり、人前で話すのは苦手意識が付きまとうよね。
どのように伝えてよいか、本当に悩む。

プレゼンテーションとコミュニケーションの違い

伝えて納得してもらうのが、プレゼンテーション。
コミュニケーションも最終的には、納得して貰うことが必要。

だから、プレゼンテーションは、日常にも役立つスキルだよね。
日常ではコミュニケーション、ビジネスではプレゼンテーション。
だいたい同じ意味なんだと思う。

怒っている上司にたいして、状況を説明する。
3年付き合った彼女に対して、プロポーズをする。
学校を卒業する甥っ子に対して、お祝いの言葉を贈る。

いろんな状況で、よいコミュニケーションが必要になる。

であれば、日常で行われるコミュニケーションと、プレゼンテーションの明確な違いを整理しておく必要がある。

コミュニケーションの基本は、聞くこと。
聞き上手になることで、相手との距離が近くなる。
その上で、自分のことも分かってもらう。

プレゼンテーションの基本は、情報を提示して自分の主張を述べる。
こちらが一方的に話をして、納得してもらう。

どちらとも最終的な目的は、相手との距離を近くして、納得してもらうことだよね。

日常生活で行われるプレゼンテーションは、相手の話をとことん聞いた上でその人に合った説明ができるようにならなくてはいけない。

ビジネスで行われるプレゼンテーションも、事前準備が必要になる。
プレゼンテーションを行う相手が誰か?
どんな人たちなのか?
どの分野に精通しているのか?
など、事前に、聴衆者の情報をできるだけ把握することが必要である。
僕は、たまに講習会の講師を行うのだが、絶対に聴衆の情報を細かく聞く。

例えば、腰痛の話をするとき、
・裁縫工場の従業員なのか?
・トラックの運転手たちなのか?
・事務職員たちなのか?

で、腰痛の原因も違うだろうし、使う言語も変えていく。
事務職員に、物を運ぶ姿勢を変えよう!!なんて言っても伝わらないよね。
事務員が、トラック運転手並みに物を運ぶことはないだろうし。

相手に納得して貰う目的であれば、プレゼンテーションはコミュニケーションと変わらない。
だから、プレゼンテーションのスキルを上げる=コミュニケーション能力も高くなる。
だって、自分の主張を納得してもらうスキルだもの。

プレゼンテーションスキルをぶち上げることができれば、コミュニケーション能力も上がるよね。

そこで、この本。

「聴衆に感動を与えるプレゼンの極意」はどんな本?

この本には、多くの人の前で、ビジネス的なプレゼンテーションを上手に行えるように指南してくれている。
そんな機会がない人は、読む必要はないかもしれない。

だけど、プレゼンテーションは、多くのサラリーマンが通る道。
避けて通れない人も、多いんじゃないかな?

そして、成功を夢みる人は、最終的に多くの人を納得させなくてはいけない。
だから、成功したい人は、プレゼンテーションを学ばないといけない。

「聴衆に感動を与えるプレゼンの極意」は、その入り口に立った人に、プレゼンテーションのテクニックだけではなく、マインドを教えてくれる。

まず、プレゼンテーションは、相手への贈り物と明確に位置付けている。
彼女に合う時計や、その包装、そして渡し方を考えることと同じであり、相手に何かを贈るという行為であると。

そして、見た目にこだわれと。

人の五感と情報吸収率は、視覚:83%、聴覚11%、嗅覚:3.5%、味覚:1.0%、触覚:1.5%と言われています。視聴覚に訴える、ビジュアルプレゼンテーションは、実に相手の情報吸収の94%をしてていることになります。
ビジュアルによる説明は、それを使用しない時に比べて、説得力が43%も高まると言われているのです。
見た目って本当に重要なんだと、改めて認識した。

聴衆に感動を与えるプレゼンの極意

プレゼントを想定するならば、納得がいくよね。

プロポーズするときに、赤提灯ぶら下がっている、年季の入った居酒屋で行うのか、夜景の綺麗な港が見えるレストランで行うのか。

成功率は、断然後者が高そう。

他にも、プレゼンテーションを行うときの目線の位置だとか、論理的に行う方法であったりだとか、多くの学びを得ることができる本。

超絶オススメ。

まとめ

・聴衆に感動を与えるプレゼンテーションの極意を読むと、プレゼンテーションだけでなく、コミュニケーションテクニックも学べる。
・プレゼンテーションは、相手への贈り物である。
・プレゼンで重要なことは、視覚に訴えることである。


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