編集思考とデザイン思考
編集思考。
ビジネス書でちょっと前に話題になっていた。
編集力とか編集思考といった類の書籍が多く出版されていた。
どれも買ってはいない。最近Kindle Paper Whiteを購入したし、買うとしたら電子書籍かもしれない。
読みたいとはずっと思っていた。
読んではないけど、どんな内容か個人的な解釈も交えて、概要だけ説明する。間違ってたらごめんなさい。
「現代では、物と情報が溢れかえっている。
その中から必要な物や情報を選び出し、掛け合わせることで新たな価値を生み出す力が必要とされる。
こういった力のことを"編集力"と呼ぶ。
書籍の編集や動画の編集をする人に限らず、全てのビジネスパーソンにおいて必要とされる能力である。
特に、異質な物同士をかけ合わせることで破壊的イノベーションやバズりが生まれやすい。」
みたいな感じのことである。
個人的解釈という必殺技を使えば、もっと語れるのだが、読んでないのに語りまくって炎上とかしたらシャレにならないので、この辺に留めておく。
今、この"編集力"の重要性を痛感している。
世の中本当に、全てが全て編集思考だ。
個人的にはデザイン思考とかエンタメ思考という考え方を大切にしているのだが、編集思考というものも欠かせない。
実際に編集というものをしていて、痛感している。
Noteを書くのも、イベントのOPV(オープニングビデオ)を作るのも本当に編集思考である。
デザイン思考という言葉だけでは片付けきれない部分がすごくある。
個人的な解釈になるので間違っているかもしれないが、
デザイン思考というのはどこか演繹的で、考え方に綺麗な道筋を作る思考の気がする。
対して、編集思考というのは帰納的で、散らかった情報たちをいかにうまく繋ぎ合わせて、デザインできる状態まで持っていくかという思考の気がする。
このように書くと、要するに何かを作ったり、考えたりする時は、最初に編集思考を用いて、後からデザイン思考を用いるかのように聞こえるが、そういうわけではない。
確かに、編集という作業の方がやや先に来る感じはなくもないが、両者を常に上手いバランスで使うことで良いアイデアや良い作品が生まれるのだと思う。
編集思考とデザイン思考の天秤がどちらかに傾きすぎると、そこで考えは煮詰まってしまって、進まなくなる。
その傾いた天秤が元に戻る時というのは、大体いつも決まって〆切直前である。
〆切直前には、〆神様が宿っている。
あんなに進まなかったのに、完全に天秤が傾いていたのに、急に見事に進み始める。
日頃の行いがよく、〆神様に頼りすぎないことを心がけていれば、時として〆神様は2、3日前に姿を現して我々を助けてくれる。
反対にいつも最初っから神頼みの不届き者には制裁が下り、〆神様のご加護は得られない。
そして、〆神様の代わりに、大学なら落単様や、会社なら上司の雷様が現れる。
もう落胆様や上司の雷様の怒りを受けたくない人は、日頃から編集思考とデザイン思考の天秤に着目してみると、いいかもしれませんね。
(朝の電車の2、30分ぐらいで書き切った。書くの早なってきたかも。)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?