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【高校生Teeの映画館】No.11 七つの会議

皆さんこんにちは、愛知県で高校生をやっているTeeです。

昨日の投稿にスキしてくれた方、ありがとうございました!!!



昨日の投稿で、「記事のことを考えて、これからは冒頭の雑談は省きます」って言いました。

すると、それを見てくれたユーザーさんが投稿に『雑談楽しみでした(ワガママ)』ってコメントしてくれて、さらに父からも『Teeの雑談が楽しいのに』って言われました。。。

ちょっとちょっとーーーー!楽しんでくれてたんかーーーい!って (爆笑)

嬉しくて溶けそうになりました😍

やっぱり人の声を聞くのが1番ですね(笑)
一人でも楽しんでくれている人がいて下さったので、これからもダル〜い感じで話していこうと思います!!!

(明日はなにを話そうかなぁ〜🤔) なんつって(笑)


それではいきましょう!



今日紹介するのは2019年公開のミステリー映画『七つの会議』です。昨日の『マスカレードホテル』の東野圭吾さんに続き今日は『半沢直樹』や『下町ロケット』などの神作で知られる天才、池井戸潤さん原作の映画です。やはり伝説の作家さんなだけあって流石の一言です。超が付くほど面白くて何よりスッキリします!!!最後まで読んでいただけると嬉しいです😊

【監督】福澤克雄 【時間】119分


《あらすじ》

舞台は中堅電機メーカー、東京建電。社長は宮野和広。副社長は村西京助。営業部長は北川誠。

会議中に居眠りしたり、途中で仕事を切り上げたりするぐうたら係長の八角民夫(通称:居眠り八角)は、ある日、年下エリートの営業一課長、坂戸宣彦から厳しい叱責を受けます。八角は坂戸に対し、「パワハラで訴える」と言いますが、坂戸本人含め周りの人間はそれを笑って聞き流します。

しかし、その翌日、坂戸はパワハラ委員会にかけられ、課長から降格になってしまいます。あまりに厳しすぎる裁定に社員は驚愕、一方訴えた側の八角は不思議そうな顔はしていません。

そして、ここから物語が展開していきます。

新たに課長に就任したのは前営業二課長の原島万二。彼は坂戸の処分を不審に思い八角に追求してみることに。しばらく黙っていた八角は坂戸処分の真実に関して原島に話し始めます。八角は、坂戸処分の裏には、決してやってはいけない、彼の不正があったと原島に告白。さらにもっと深い事情まで話します。そこには、ぐうたら八角が処分されない理由も

そして、一連の騒動で社員たちの人生に隠されていた謎や、企業の闇の部分が次第に明るみに出されてゆくのでした......。


※これより先は、ネタバレ要素を含みます。







《見どころ》

⚫︎壊れるパイプ椅子

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八角にパワハラを訴えられ、処分を受けた営業一果の課長坂戸に代わり、営業一果長に就任したのが元営業二課長の原島でした。営業二課長時代は北川が与えてきた鬼ノルマを1度もクリア出来たことがなく、エリート課長の坂戸とよく比べられていました。営業一課長に就いてからも坂戸の時のような営業成績をあげられず、報告会議の度に北川から叱責されていました。

ある日の会議で、好成績をあげられず北川から叱責を受けた原島は怖気付いて腰を抜かし、パイプ椅子に座り込みます。その瞬間に部品のネジが折れ、パイプ椅子が壊れてしまいます。それを見て周りの社員が大笑いする中、北川は何故か八角を睨みつけ、八角も北川を睨みつけるのです。一体どういう事なのでしょうか。


⚫︎ドーナツ無銭飲食

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営業一課の女子社員、浜本優衣は、社内環境改善のために、ドーナツの無人販売を企画し、創業1年のドーナツ屋から商品を仕入れて試験的に販売をしていました。しかし、週に何度か売り上げの計算が合わない事があり、いつも販売所の前でドーナツを寝ながら食べていた八角を無銭飲食の犯人だと疑っていました。

この“無銭飲食”を、営業部と仲の悪い経理部の新田が「社内環境の改善になっていない」と追求し、ドーナツ販売を止めるように促していました。

果たして、犯人は見つかるのでしょうか。


⚫︎ねじ六

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営業部の粗探しをする経理部の新田は営業部の「ある疑惑」についてのネタを掴みます。その疑惑とは、八角が「ねじ六」という会社との飲食代に10万円以上使うという過剰接待をしていたことから、何か悪いことをしているのではないかというものでした。

この「ねじ六」という会社は、以前に東京建電と取引をしていましたが、取引担当が坂戸に変わった際に、より単価の安い「トーメイテック」という会社のネジに切り替えたため、契約を打ち切られていました。しかし坂戸が失脚し、八角が担当に変わると再び製造単価の高い「ねじ六」と契約されており、それによって年間で1000万円を超えるコストアップとなっていました。

この、不可解な契約を不審に思った新田は、経理部長の飯山孝美に、役員会で追求するように進言します。そして役員会で飯山が「ねじ六」との不可解な契約の動きについて追求すると営業部長の北川に猛反発を受け、さらに社長の宮野も不問とします。結局、飯山の意見は通らず、この責任を取らされる形で、新田は東北営業所に飛ばされてしまうのでした。


⚫︎八角の秘密

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営業部の浜本と原島は、これらの出来事に八角が関わっているのではないかという推測を立て、八角の行動を探り始めます。そして、怠けてばかりいるお荷物社員として扱われている八角が、実は北川と同期の仲で、20年前までは評価の高い優秀な営業マンだったという事を突き止めるのです。

これと、八角がクビにならならいことに何かの関係があるのでしょうか。


⚫︎北川と八角

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北川と八角の関係とは・・・。

全ての謎が解けた瞬間、めっちゃスッキリしますよ!!!!


《高校生なりのまとめ》

ぐうたら係長の居眠りから始まって、パワハラ、パイプ椅子、ドーナツなど、バラバラに描かれていたコマが最後には一本の線で繋がり、張り巡らされていた伏線をきっちり回収して最後にモヤモヤが残らないようにちゃんと計算し尽くされているこの映画、まじで『流石』の一言に尽きます!!!

そして、なんと言ってもキャストが豪華すぎる!

狂言師の『野村萬斎さん』始め、歌舞伎界からは『香川照之さん』『片岡愛之助さん』、落語界からは『立川談春さん』『春風亭昇太さん』、演劇畑からは『鹿賀丈史さん』『橋爪功さん』『勝村政信さん』『世良公則さん』、女優界からは『吉田羊さん』『朝倉あきさん』『土屋太鳳さん』、ミュージシャン出身の『乃川光博さん』『岡田浩暉さん』、そして大ベテランの『北大路欣也さん』と今挙げただけでもとんでもないメンツです(笑)さらに本編には超大物俳優の『Yさん』まで登場してきます!

この最強キャスト陣に池井戸潤さんの話・・・面白くない訳ないでしょ!!!!

見応えありすぎました♪( ´▽`)


さらに、ぐうたら八角ですが、なんと最後にs………おっと失礼、

“居眠りの時間だ”


【予告編はこちら】


親切に最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

次回もお楽しみに!


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