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在宅ワークに挫折した主婦が6年後に再挑戦した結果

はじまりは約6年前、2016年。

わたしは、長男が2歳直前のその頃、在宅ワークを始めました。転勤族の妻で、幼い子もいるので「どこに住んでもできて、家事育児も圧迫しない働き方」にあこがれたのです。

ですが収入といえるほど稼ぐのは難しく、ほどなくして断念。私生活も忙しくなり、働くこと自体が当分ムリだとあきらめの境地に。突き抜けも継続もできない根性ナシだと自己評価だだ下がりでした。

そんなわたしが、昨年末からまた在宅ワークを始めました

これは過去の自分や、同じように悶々としている人に「こうやって働ける道もあったよ」とお伝えできればいいなと思って書きました。「変えられることも状況の変化もありえるから、再挑戦してみるのも悪くないよ」これはそんなお話です。

6年前やっていたこと

子ども時代から転勤族で、SE歴15年で調査オタクなわたしは、当時吟味していた幼稚園やおでかけ情報などを載せるブログサイトを作り、広告収入の仕組みもつけました。

子育てサイトでの継続的な業務委託ライター活動も開始。

コンテンツ販売も夢みて、note攻略ラボ「ちゅうハヤサロン」に入り、noteも書きまくりました。

突き抜けられない挫折と脱落

ブログは正しくがんばればある程度稼げると言われています。でもわたしは、ママのお困りごと解消につながるような記事を気ままに書くのが好きで収益化が難しく、ブログからの収入はほそぼそ

Webライターは楽しかったのですが、すべて自己流でやっていた当時のわたしにはとても時間がかかりました。家事育児や睡眠時間もおろそかに。

専門性のない記事なので単価は安く「Webライターあるある」の「時給換算すると泣ける」状態。夫にもそれを指摘されてやめなよと言われ、コソコソやっていました。

noteは、当時は今と違いまだ利用者が少なく、凡人が稼ぐのはなかなか難しいのが現実でした。

そんな頃、WELQ騒動のあおりで、素人ライター大勢で書いていた案件がなくなり、転勤などで私生活が忙しくなりブログは対象地域が変わってテーマ再検討が必要になり……

その頃に始めた「ぎゅってWeb公式ライター」以外の書く場から遠ざかっていきました

再挑戦のはじまり

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次男が2歳になり、長男も小2になり落ち着いてきた去年の夏、そろそろ働けるかもと再就職活動を始めました。偶然、近所の事務職の求人を見かけたことがきっかけで、他にもいくつか近場のパートに応募しました。

でもプレ幼稚園では預けられる時間が短く不採用ばかり。既に40代という年齢や、長い専業主婦歴転勤族なせいもあったかもしれません。正社員時代の転職との落差に落ち込みました。

働ける時間をのばそうと途中入園を申し込んだ保育園も落選。再就職できないまま、秋になっていました。

頭の中の制約を外せたら、選択肢が広がった

そんななか、一時保育先の距離や対象を広げて探してみたら、穴場の一時保育を発見! 小学生の長男もいるので短時間ですが、働ける時間を増やせました

これなら近所じゃなくても働けるかも、と求人検索範囲も広げると、近所より時給も高く、おもしろそうな求人も多い。

そしてそれまでのわたしにとっては意外なことに、サイトにもよりますが、在宅OKの短時間パートも多かったのです。在宅ワークは成果報酬の認識でしたが、短い稼働時間でも確実に収入が得られる時給のお仕事も、コロナ渦で増えたようです。

それらを何社か受けて、完全在宅の今の仕事に就けました。冬の始まりの頃でした。

制約があるママでも在宅ワークなら働ける

求人情報を眺めながらつくづく感じたのは、わたしは外に働きに出るのは難しいということ。

求人の多くは都内で、わが家からは片道1時間前後。稼働できる時間の約半分が移動で、その間も保育代はかかるので、収入になるのかあやしいレベルです。

落ち着いたと思っていた長男の登校しぶりも、ときどき再発しました。渋った日は話し合いと付き添い登校が必要で、将来登校できなくなる可能性もありそう。となると、時間や休みに融通がきかないと難しい……

気になる求人を見つけても、実労時間や、登校しぶりがおきても働けるかと考えると、働くのはやはりムリかも、とへこみました。でも在宅ワークなら、これらの制約があっても働けると、今実感しています。

在宅ワークには地道に稼げる道もある

もともとその思いで在宅ワークを志したわたしでしたが、挫折し、センスや根性のないわたしにはムリと思っていました。

でも今は、在宅ワークにもいろいろあると気付きました。怪しいものも、正しく頑張れないと稼ぐのが難しいものもある。でも、働いた時間が確実にお金になり、保育代を絶対マイナスにしないですむ時給の仕事もあります

Webライターが目につきやすいですが、バックオフィス業務や、オンライン秘書、カスタマーサポート、テレアポなど、経験が活かせたり、未経験でもチャレンジできるものもあります。普通の地道な仕事が、今は在宅でもできるのです。

「制約があるから働くのは難しい」「在宅ワークで稼ぐのは難しい」

あなたの頭の中にその制約があったら、試しに一度外せる部分がないか考えてみると、新しい選択肢が現れるかもしれません。

再挑戦の結果

雪の日に遊べたのも在宅のおかげ

わたしはこうして確保できた稼働時間の全部を時給パートに使うつもりはありません。3割くらい自由時間を残しておき、そこで別の仕事にチャレンジする予定で勉強中です。

保育代以上は確実に稼げているので、自分や周囲に引け目を感じることもなくチャレンジができます。チャレンジだけを全力でやる方が効率的かもしれませんが、チャレンジに費用(保育料)がかかるわたしには、この方法が合っていました。

即収入にならなくても焦らないし、都度の案件応募も不要、費用をかけまいと自宅保育するより確実に作業時間を確保できるからです(家事育児や睡眠時間をおろそかにしなくても)。

6年を経て在宅ワークに再挑戦した結果、時給のパート+α、というかたちを見つけることができました。「+α」部分は、定年なく取り組み続けられる「ライフワーク」にしたいです。その部分は仕事内容も収入も自分次第と思うとワクワクします。

わたしは結果として、再挑戦前にはまったく思い描いていなかったかたちで、ずっとやりたかった「在宅ワーク」という働き方を叶えられました。もしあきらめていることがあったら、再度試してみると、想定外の展開をするかも?と、誰かの動くエネルギーになれたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。よかったらTwitterものぞいていってくださいね。

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