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戦争が無くなる大和魂

「質素の中にある美しさが世界を平和にする。」

今夜はどうしても寝付けず、ふと第二次世界大戦について調べていたら朝になってしまった(・・;)

今までこの戦争は、日本が中国に嫌がらせをし、アメリカからお咎めのゲンコツをくらったと認識していました。

でも、ちゃんと調べてみるとそこには様々な思惑が入り乱れていて、それぞれの欲が複雑に絡み合っているんです。

そしてその欲のほとんどが、他国の資源で自国を豊かにしたいと言うもの。

侵略を始める動機の多くが国の不況や利益を盗られる恐れなんです。

自国が貧しくなれば他の場所から持ってくるしかない。

自国の利益を脅かす敵は攻撃をして守るしかない。

見方によってはこれも一つの愛なのかもしれません。

自分を、家族を、民族を、生活を守るための心理なのかも。

じゃあ戦争は無くならないのかと言うと、決してそんな事はないと思うんです。

実は江戸時代の江戸の町は殺人事件は年間に1件程度だったと言われています。
(武士が人を斬る事はありましたが、相手が武士へ無礼を働いた時のみ執行されており、その武士も役所へ届け出後に謹慎を受けるルールがあった。)

ほとんどの武士は貧しく、それでも民からは敬われていた。
その民たち自身も貧しさの中の美しさや気高さを誇らしく思う文化が根付いていました。
そして皆が明るく楽しく生活をしていたと。
またたくさん稼いでいる商人などは下賤とされていたそうな。

さらに時代がさかのぼり、縄文時代も戦はなく、人々は平和に穏やかに暮らしていたのです。

その後の古墳時代頃の人骨から戦死の証拠が見られるようになり、この頃にアジア大陸から戦文化が入って来たと考えられています。

今の資本主義社会で生活しているとお金の事で不安になる事がたくさんあるかと思います。

貧しさを嫌えば嫌うほどネガティブが大きくなります。

だからたくさんお金や物を求めるようになります。

でもその気持ちの状態にある限り、どんなにお金や物を手に入れてもネガティブは永遠になくならないんです。

「貧しさ」は「質素」とも言います。

日本人には質素な物に美しさを見いだす「わびさび」と言う心がすでに備わっています。

心が整い体が健康になるほど、生活はシンプルになります。

極力無駄なものを減らし、身辺を本当に必要な物だけにすると、多くの物が必要ない事に気がつきます。

その価値を知っていれば、もう誰かの物を搾取する必要はまったくなくなるんです。

そこに本当の美しさがあり、それこそが大和魂なんだと思うんです。


鈴木天尋

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